ロバを倒せ!

>憲法の前文よりも、日本人の命が軽いように感じるな。だからこいつは国会議員をやってはいけない人種である。

参議院選挙を見据えた野党は、遺憾検討士ばっかりの情けない与党に、切り込む絶好のチャンスなんですが、国会議員としての素養も無く、そのうえ何の勉強もしないので、政治家の必須である口と頭が栄養不足の飢餓状態。

何度も言いますが、国の専権事項は「外交と防衛」で、国の最優先事項は「国民の安心と安全を守る事」。

それなのに、足らない頭で「平和憲法を守れ!」なんて言うモンだから、「国民の安心と安全を守るより、憲法を守りたいんだな~」と思われて、日本の国会は、米国のロバが仕切る「馬と鹿の放牧場」だと、海外から笑われてるんですよね。

米国民主党のシンボル ロバ

以前にここで書いたように、日本が、シナ・ロシア・北朝鮮等の核保有国と開戦した場合、米国は絶対に日本を守ってはくれません。たちまち、憲法改正で、自衛隊の存在を正規な国防軍に変えなくては、日本と日本国民は守れないのです。

日本の軍事力は、世界でも上位に位置しています。世界の兵力をランク付けするグローバル・ファイヤーパワー誌は、2020年度版の番付を発表。それによると、自衛隊を軍事力とみなした場合、日本は世界5位のポジションを占めていることになります。これは、英・仏・韓を凌ぐ実力を有することなのです。

 集計にあたり同誌は、138ヶ国を調査対象として、国ごとに50以上の兵力関連データを収集した。兵士や兵器などの数から算出した純粋な軍事力に加え、経済力や地理的要因なども評価対象になっている。これらを独自の数式を用いて処理することにより、「軍事力指数」を導き出した。

でも、この兵力関連データーの誤りが1つあります。核兵器の有無を評価項目に入れてない点。つまり、ナイフや日本刀を沢山持っているから強いよねって意味。。。でも、100本の日本刀より、1丁の自動小銃の方が何倍も強いですヨ~。。。最後には、核保有の英仏の方が勝つに決まっているでしょ? 本気で戦えば、日本は殲滅されます。

5月3日に向けて

今日は昭和27年4月28日に、サンフランシスコにおいて連合軍と締結したサンフランシスコ平和条約が国際法上の効力を発揮し、昭和20年8月の敗戦から6年8か月続いたGHQの軍事占領より解放され、国家主権を再び取り戻した「独立の日」です。

国旗は掲揚していますか? 近所の人は、私の家の国旗を見て、少し不思議そうな顔をしています。「あれ、一日間違って揚げてるよ~」てな感じで。誰か指摘してくれたら、少し厭味ったらしく教えてあげようと思って待っている意地悪ジジイです。

さて、4月24日の「そこまで言って委員会」で、国際政治学者の村田晃嗣氏が、「日本国憲法の平和憲法は国連が機能することを前提としている。その国連の常任理事国がそれを破壊した」との発言があったようです。

正論です。しかも、国連常任理事国が拒否権を行使した場合、説明を求める決議案を議場の総意で採択。安保理で拒否権が行使されて10日以内に総会を開き、説明を求めるとしましたが、強制力はありません。しかし、安保理の理事国ではない国々が議場で拒否権の乱用を批判出来るようになったことが利点のようです。

当然の如く、ロシアとシナは不同意で、米英仏は賛意を示す結果になっいました。

国連常任理事国ロシアによるウクライナ侵略によって、日本国憲法の前文である「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して」という文章は紙屑になりました。

そして、「公正と信義を守らない国々」が、日本の廻りに存在することが分かった以上、「武力による威嚇または武力の行使を放棄し、戦力も保持せず自国の交戦権も認めない」という現状の憲法では、国民の生命や財産を守れない事も、国民の大多数に理解されました。

憲法9条は、パリ不戦条約と国連憲章51条を下敷きにしています。

パリ不戦条約=力による現状変更は認めない *国連憲章51条=力による現状変更には、国連安保理が平和維持の対応を行う。それまで各国は自衛すべし

実際、ウクライナ侵略に対しても、国連常任理事国ロシアの拒否権によって、「国連憲章51条」が発動出来ないのです。

このように、「9条の存在の前提」が崩壊した訳ですから、現実を無視して、何事も無かったかのように今までの憲法を保持する訳にはいかないと思います。

さて、我々のこれからの仕事は?

反撃出来る能力

「反撃能力」保有に賛成94%と、反安保法制の原則を隠蔽するアベガーども – 政治 (fc2.com)  2022/04/26(Tue)

視聴者に対する意識調査で、「指揮系統機能も対象となる「反撃能力」の保有について、賛成と答えた人が94%にも上った。反対は僅か4%であり、「国論を二分する」などという言い訳はもう通用しなくなってきた感がある。

やはりウクライナの件で、日本人の危機意識が高まったからでしょうが、それにしても凄い数字です。これで見ると立憲+共産党は4%という事ですね。

しかも、「指揮系統機能も対象となる」という事は、軍事施設だけでなく、指令・命令を送る敵国の政府関連施設への打撃も必要だと。ロシアを例に取れば、一旦有事と判断したら「首都モスクワ」の国会議事堂へミサイルを撃ち込めるという判断です。

核保有国なら普通の事でしょうが、日本での調査結果がこれですから、こちらも驚きました。これなら、核保有についての議論も深まるのではと、少しは期待したいです。

核保有国の首都へ普通のミサイルを撃ち込めば、どういう結果になるかですが、基地や原発が標的だと、下図のようになります。やはり、面積が狭い国は不利ですね。こうならないように、核保有国には、同じ核での抑止力は絶対に必要なんです。

ダニは排除

この時期に、自民党内で選択的夫婦別姓の議論を開催 | さくらの花びらの「日本人よ誇りを持とう」 (ameblo.jp)  2022年04月23日

はい。 コロナ禍で苦しみ、日本の国防を心から憂いている国民を無視して、なんで今、夫婦別姓や? この国賊メンバーを列挙しておきます。

ほぼ自民党のようで、情けない限りですが、今の日本では、これほどの馬鹿な政治家は、ダニ以下の扱いで充分です。「タンスにゴン」で、しっかりと駆除しましょう。ゴキブリホイホイも可。

外交も防衛も知らないバカの集まり

【顧問】甘利明石破茂、小此木八郎、河村建夫岸田文雄武見敬三竹下亘、渡海紀三朗、中谷元、二階俊博額賀福四郎野田聖子林芳正船田元、村上誠一郎、山口俊一  【顧問(閣僚)】井上信治、小泉進次郎河野太郎、棚橋泰文、茂木敏充

【会長】浜田靖一 【会長代行】岩屋毅、土屋晶子

【副会長】伊藤達也、小渕優子、北村誠吾、後藤田正純、塩崎恭久、田中和徳、鶴保庸介、古川俊治、古川禎久、松島みどり、松本剛明、松山政司、三原朝彦、吉野正芳

【幹事長】木原誠二、鈴木馨祐、福岡資麿 【幹事長代理】越智隆雄、上月良祐、中西健治、盛山正仁

【幹事】あかま二郎、朝日健太郎、あべ俊子、伊藤忠彦、井林辰憲、大串正樹、大野敬太郎、門博文、國場幸之助、小林史明、笹川博義、平将明、高橋はるみ、柘植芳文、津島淳、辻清人、中山展宏、西銘恒三郎、丹羽秀樹、野中厚、橋本岳、葉梨康弘、原田憲治、藤丸敏、船橋利実、牧島かれん、三浦靖、御法川信英、務台俊介、村井英樹、元榮太一郎、山本ともひろ、吉川赳、渡辺孝一

【事務局長】井出康生、三宅伸吾 【事務局長代理】小倉將信、鈴木貴子、武井俊輔、宮崎政久、山下雄平 【事務局次長】加藤鮎子、国光あやの、宮路拓馬

*稲田グループ 稲田朋美森まさこ、尾身朝子、永岡桂子、木村弥生、滝波宏文

こいつ等を落とすっていう事は、ほぼ倒幕運動に近いですな【笑】

三途の川の渡し賃 840億円?

>もっと普通に現状の我ら日本人の心を鼓舞する「大谷」のような大らかな侍魂を身近な言葉で・・・

おお・・・こりゃあ難しいですね。でも、それを心掛けるように頑張ります【笑】 でも、身近な言葉っていうのは、やっぱり難しいですよ~

私は今、日本会議広島廿日市支部の支部長をさせて頂いていますが、いつの間にか私が支部最年長になってしまいました。若い人に「ドンドン書き込みをしてくれ」とは言うんですが、「いやいや僕らは普通の市民なんで・・」と。。「コラ! ワシは普通じゃないんかい」などと突っ込みを入れそうになります【大笑】

さて、昨日は、いきなりWiMAXがおかしくなり、ネットが繋がらなくなりました。朝10時15分からしか開かない地元の横着電気(EDION)へ持って行ったら、中の電池の不具合。

やれやれ、ホッとしたので、今日は昨日のネタで誤魔化しま~す。 やりたい放題・使い放題のプーチン皇帝の豪華ヨットが、あのロシアの旗艦モスクワとそれほど変わらない値段だったという、日本のマスゴミが泣いて喜ぶ程度のお話。

在りし日の旗艦モスクワ 側面の対艦ミサイル発射管4基の古さが凄いです。これだけのアンテナがあっても、水面から9mのスレスレの高度で迫ってくるミサイルには気付かなかったんですね。プーチンという年寄りの、どうでも良いプライドの為に散華された方々がお気の毒です。祖国のためにお亡くなりになった若い兵士の方々のご冥福をお祈り致したいと思います。
プーチン所有のヨット・・ と言うより、プーチン皇帝が国家予算を勝手に使った半端ないレーダー装備付の超豪華遊覧船だろ。恐らく対空・対艦ミサイルは標準装備かな。

小原ブラス@ロシア系関西人  2022年4月19

さて、メディアではモスクワ巡洋艦の沈没について報じられてますね。 ロシアでは、あのロシア海軍の象徴であるモスクワ巡洋艦とプーチンが個人で所有していた巨大ヨットの値段がそれほど変わらなかったことが話題となっています。 モスクワ巡洋艦 950億円プーチンヨット 840億円 

戦後の戦略

>独立国家としての存在を抹消し,連邦の一共和国に編入させたいというのがホンネなのでしょう.

そうですね。ソ連の粛清執行機関KGB出身ですから、旧ソビエト連邦領の復活ってのは、いつも頭にあるんでしょう。しかし、今の時代にネットを信用せず、携帯電話さえ持たない指導者では、この戦いは勝てませんよ。

ロシアは、マウルポリ陥落のニュースを流したようです。どうやら、ウクライナ軍が頑張っているマウルポリの地下工場の占領はあきらめたようですね。

種類にもよりますが、厚み2m~6mのコンクリート壁を貫いて、地中深くで爆発する「バンカーバスター」も、飛行機から落とし、落下加速度で貫通させる旧型では、それ程の威力はありません。落下型は狙いも不正確ですし、ロシアにはその原材料がありませんから、もう弾が尽きたのでしょう。

地中貫通爆弾 「バンカーバスター」とは?その仕組みと圧倒的な威力を解説! | 暮らし〜の (kurashi-no.jp)

以下の記事をご覧下さい。あの旗艦モスクワも、「翻弄される老巨象」と揶揄された如く、コバエのようなAIの最新兵器に敗れたようですから。

ロシア、惨敗必至の旧ソ連型「ドンバス総攻撃」 (msn.com)2022/04/22

2022年の現代にネットを一切用いず、携帯電話も使わない「旧ソ連スパイ・スタイル」を一貫する70歳プーチン「長年の作戦」は、2010年代西側で、第3次AIブームとともに急成長した情報兵器の前で、「蜂に翻弄される老巨象」のように倒れる公算が非常に高い

21世紀に、20世紀型の戦争を続けるロシアという老巨象。これがどう倒れるかで、世界の様々なバランスが変わってきます。

ロシアの目を覆うような現状を見て、シナは半導体などの原材料を国内で生産できる体制作りを急いでいます。

ロシアが資源大国である事実は変わりません。その資源を一番狙っているのはシナです。国内での原材料の供給網が出来て、ロシアの資源が自由に手に入れば、新たな「世界共産主義化という暗黒の世界史」のために彼らは動き始めるでしょう。

在中の日本企業の撤退は勿論ですが、ロシア寄りのインドも、その視点を持たなければ、インドの13億の人々の未来も危ういと思います。

戦術核の可能性

>広島においても「ぼくらの国会」が開催されるとのこと。是非感想などお聞かせください

おお、お久しぶりです。最近は見て下さらないのかなと寂しく思っていました。お元気でなによりです。 昔から比べると、見る方の数は増えたのですが、中々、この場への書き込みのハードルが高いようです。

広島での「ぼくらの国会」は全く知りませんでした。恐らく、単に私が知らないだけだと思いますので、お時間があれば教えて頂きたいと思います。また、時々で良いですから、例の鋭い書き込みを宜しく~

さて、最も恐れるシナリオの1つが、出て来たようです。

今の世界のトップを見ると、シナのクマのプーさん、米のもうろくジジイ、世界を手玉に取っていると、明らかに勘違いしているインドのモディ、3日で勝利宣言するつもりで上げた手を、早く下したいプーチンなどですが。

ウクライナ戦争の関係国のトップは、「誰か、早く終わらせてくれ~ でも、国益は譲らないぞ」と、「今がチャンスだ。しこたま儲けてやるぜ」の2つの欲求が、お互いに絡み合ってしまい、もしかしたらって処まで来ています。

国連の無能さは暴露されましたが、こうなると、ローマ法王も為す術が無いんですね。宗教って、こういう時に役に立たなかったら、存在の意味なんか無いじゃない?

ロシアが1発でも核兵器を使うと最初の数時間で死傷者が9150万人に達するという研究結果 (msn.com)

各大都市にはその規模に応じて、5~10発の核兵器が投下されます。この過程は45分で終了し、犠牲者数はおよそ8530万人という見積もりです。

降伏は粛清につながる

>【今回のウクライナ侵略戦争は、プーチンが「武器を置けば、戦いは終わる」と言っている。ウクライナ側も譲歩すべきだ。ウクライナ住民を、まず戦火から救うべきだろう】と、まるで橋下さんのようなご意見がチラホラありましたので、それに付いて一言。

ウクライナのゼレンスキー大統領は、外国報道機関とのインタビューで次のように述べています。

なぜ戦うのか。なぜなら、それ以外では、民がいなくなるからだ。それは気持ちの話ではない。他に出口がないという話だ。ウクライナが存在し続けて欲しいと願うなら、あなたは防衛しなければならない。私たちにとってこの戦争の勝利とは、ウクライナとウクライナ人が存在し続けることであり、人々が生き残ることを指す

ロシア人だけではありませんが、遊牧民族の悍ましさ下劣さの例を2つ挙げておきます。

映画『樺太1945年夏 氷雪の門』予告編 – YouTube 金子俊男原作の「樺太一九四五年夏・樺太終戦記録」を『あヽ海軍』の村山三男監督が映画化した戦争映画。終戦にもかかわらず、樺太に攻めて来たソ連軍の脅威にさらされながらも、最後まで通信連絡を行った電話交換手9人の悲しい最期を描く。

尼港事件とは?教科書では語られていない大量虐殺事件の真実 – POUCHS(ポーチス) 日本の居留民を中心に、女性や子供までも虐殺されたこの凄惨な事件は、戦時下の日露関係に多大な影響を及ぼすこととなった歴史的な大事件ですが、なぜか教科書などでもあまり深くは語られていません。

多くの戦争では、戦争で亡くなった人数より、征服された後の「粛清」等によって亡くなった人数の方が多いのです。何度も書いていますが、日本のように、GHQに占領されながらも、これほど粛清が少なかった国は稀です。

都市部のように空爆が無かった郊外では、不動産や家財道具まで戦前のまま残りました。普通の戦争ではあり得ない事です。だから九州の高校で、「ウクライナのような事があったら、君たちはどうする?」と先生が質問したら、全員が、「どこがが攻めてきたら逃げる」と言ったと記事にありました。

「津波じゃあるまいし、しばらく高台に逃げていれば元に戻る訳ではありません。日本はウクライナのように地続きで隣国には行けない島国。どこへ逃げるって言うんでしょう」と、先生が嘆いておられましたね。武器を置いても戦いは終わらないのです。

プーさん、詰んでますよ

>何やってんだか.ま,要するに,ぷーも終わりの始まり,ってところですね.

注: ほとんどの方はご存知だと思いますが、プーさんはプーチンとは違います。プーは習近平の事で、ディズニーの「クマのプーさん」に良く似てるという評判に怒り、シナ全土のネット配信でクマのプーさんが出ると削除し、書き込みした人を厳罰に処すとまで、言ったとか言わなかったとか。。。噂通り、器の小さな「プー太郎」です【大笑】

実際、オミクロンのように死亡率が低く伝染性が強いものに対して、伝染病理学的にはあり得ない「ゼロコロナ」なんて政策を、衛生観念の乏しい14億人の国で大真面目に実行しようとする事自体、頭を疑います。

しかも、Ct値もいい加減で、ただの風邪やインフルエンザでも陽性反応が出て、その上30%以上の判定間違いを生むPCR検査で陽性とされたら、無症状でも即刻、身柄を拘束されて収容所行き。

先日も書きましたが、そこでは、水も食料もトイレも奪い合い。結局、助けなくてはならない弱った病人は、生存競争に勝てずに、餓死する運命かい

国立感染症研究所感染症疫学センターの鈴木基センター長が会合で示した資料によると、今月16日までに報告があった重症例255例と死亡例343例を分析したところ、重症例の中央値は73歳、死亡例の中央値は87歳だった。発症から重症化、死亡までの日数は、重症例が0~23日で中央値は4日、死亡例は0~63日で中央値は5日だった。重症例、死亡例ともに65歳以上が半数以上を占めた。分析できた死亡例341例の中では65歳以上が9割以上を占めたという。

はい、心臓麻痺や老衰で亡くなろうが、「オミクロンが検出されたら何でもコロナ死」にカウントされます。統計は正直ですね。ほぼ、亡くなるのは順番通りの高齢者から。これ、普通に自然死で良いのでは? 

参議院選挙が終わるまで、自民党の大票田「医師会」の儲けに気を使う岸田さんって、ものすごくカッコ悪いですが、クマのプーさんの住む国の国民から比べると、日本人の方が少しはマシなんでしょうね。

旗艦モスクワ

沈没前、黒い煙上げる「モスクワ」 ウクライナ内相顧問が写真投稿 (msn.com)  2022/04/19 02:07

ウクライナのゲラシチェンコ内相顧問は18日、沈没したロシアのミサイル巡洋艦「モスクワ」だとする艦船の写真をSNSに投稿した。外観が大きく損傷して大量の黒い煙が上がっており、大きな爆発があったことをうかがわせる。乗組員にもかなりの被害が出た可能性がある。  写真は近くの船から撮影されたものとみられる。ロシア国防省は14日、火災により弾薬が爆発し、曳航(えいこう)中に悪天候で沈没したと発表していたが、写真で見る限りは海は荒れているようには見えない。

ロシアは認めていませんが、ロシアの旗艦モスクワがウクライナのミサイル「ネプチューン」で撃沈されたのは事実でしょう。記事にあるように、海は穏やかであり、「悪天候で沈没した」というのは虚偽だと思います。

しかし、ロシア海軍のMD(ミサイル・ディフェンス)の脆弱さを証明することになるので、絶対に認められないという事です。

また、ロシアでは「500人の乗組員は他の船に移っており、全員無事だ」と報道していますが、これほどの被害で全員無事はあり得ません。司令塔の艦橋部分が大破していますから、恐らくですが、50人くらいの兵士が一瞬で吹っ飛んだと思われます。

今回のウクライナ製ネプチューンミサイルは、かなり命中精度が高いものです。日本の最先端技術で言えば、「水面すれすれで飛行し、まず敵艦の形を認識。次に、後部推進軸と艦橋の位置を捉えて照準。これで、今回のように艦橋が破壊されれば、船の統制は失われます。

写真のように傾いたまま曳行されていますけど、普通の戦艦は、喫水線の下の隔室が細かく分かれており、破壊された部分を遮断すれば、沈没する事はありません。それが沈没したのは、この曳行中に、もう1発のミサイルを受けたのではと推測されます。ほぼ同時に2発のミサイルを着弾させるなら、同じ個所を狙うはずが無いからです。

これだけ傾いていたら、同じ側の火薬庫を狙えば、艦は真っ二つに折れて沈没します。ちょっとマニアックな話ですが、通常火災では、砲弾の爆薬は誘爆しません。着弾で怖いのは「発射薬」というものです。

一トン半近い砲弾を撃ち出すのに必要な装薬は330キログラムに過ぎませんが、ひっくり返していうと、そのくらいの装薬で、敵戦艦を葬るくらいの砲弾を飛ばせるということです。これは、こなさんの領分ですが【笑】

怖いのは、ニトロセルロースをニトログリセリンでゲル化して、あと焼食予防剤を練り込んだこの発射薬が、突っ込んできた砲弾が起こした火災に続いて燃焼から爆轟に変わることです。通常、一砲あたり100回発射できる装薬が積まれる主砲火薬庫が火災を起こせば、戦艦は大爆発を起こして、その位置から半分に折れて沈没します。

プーチンは、烈火の如くでしょうが、欧米は、ロシアの軍事力が20世紀のままのハリボテだったと判り、むしろ驚愕しています。あとは、戦術核を使うしか無いところまで近づいていますから。

沈没前のロシアの旗艦「モスクワ」です艦橋の前に主砲があります。この下部が爆裂したんでしょう。