プーチン帝国の崩壊

>ロシアは今までウクライナをなんとかかんとか子飼いにしてきたわけですよね.しかしプーチンの愚策により真逆の結果になってしまい,それと同時にロシアは国家存亡の危機に陥りました.

《ウクライナ侵攻》「富と贅沢にとりつかれた」1400億円“プーチン宮殿”の全貌が動画告発された!《再生回数1億回以上》 (msn.com)

【要約文】ナワリヌイ氏自らが説明役となって、「プーチン宮殿」の開発に1000億ルーブル(1400億円)が投じられたと告発した約2時間の動画は、投稿10日も経たない間に再生回数1億回以上に達した。

至れり尽くせりの豪華絢爛の宮殿内には柔道家のプーチン氏のために畳のあるトレーニングルームまで用意されているという。さらに敷地内には、ヘリポートやスケートリンク、教会、円形劇場まで設置されている。ナワリヌイ氏は「内部を見ると、ロシア大統領は精神的な病であることがわかる。彼は富と贅沢に取りつかれてしまった」と指摘している。

判明した「宮殿」の敷地面積はモナコ公国の国土の39倍の7800ヘクタールにも及ぶ。周囲をFSBが警備し、近くの街から入るときはいくつかの検問所を通過しなくてはならない。海からも沿岸に近づくことは禁止されている。この敷地内では今も「数千人の労働者」が働いており、内部にはカメラ付きのスマートフォンを持ち込むことを禁じられている。さらに、内部に進入する車は国境通過のような厳重な検査を受ける。

過去の歴史を紐解いても、ルーマニアのチャウシェスク大統領しかり、リビアのカダフィ大佐しかり、フィリピンのマルコス大統領しかり……独裁者の絢爛豪華な宮殿は民衆の怒りを爆発させ、その後のクーデターや政権転覆につながったケースは少なくない。

確かにプーチン帝国の崩壊は、共産党独裁のソビエト連邦が一夜にして壊滅した如く、あっけない形で終わるでしょう。まさにスマホネット文化の勝利だと思います。

又、この国の民は日本と違い、圧政と革命に慣れきっていますから、したたかです。しかし、国土が広すぎるというこの国の難点は変わりません。言語の統制は何とか出来ましたが、このまま1つの国としてまとまるのは、やはり困難ではないでしょうか?

次期ロシアは、再びの強権政治か、国土の分離かという選択肢が、待っているとおもいます。

程なく、ベラルーシ共和国の独裁者であるアレクサンドル・ルカシェンコも失脚して、彼ら得意の弾劾裁判にかけられ、民主化の嵐の中NATO体制に組み込まれて、EU経済で苦しむ事になるんでしょうね。

ベラルーシはウクライナと違い、目立った産業も地下資源も少ない処ですから、EUの管理経済体制では発展が難しいと思います。この国こそ、ウクライナに吸収併合されるべきなんですがね。まあ、ウクライナも嫌でしょうから、ある意味、お気の毒です。