有事の可能性を

>第3次世界大戦の可能性を,とにもかくにも,覚悟せざるを得ませんね.残念ですが

プーチンは、「ロシアは核保有国だ!」、「私たちへの攻撃は侵略者に敗北と悲惨な結果をもたらす」という「核」を露骨に使った脅しをしました。こなさんが言われるように、今回は最悪の事態まで、一応想定しておかなければなりません。しかし、岸田総理は、、、

岸田首相、核兵器保有「選択肢ない」 経済活動、段階的に再開 参院予算委(時事通信) – Yahoo!ニュース

参院予算委員会は24日、岸田文雄首相と全閣僚が出席し、2022年度予算案の基本的質疑を行った。 首相は、敵基地攻撃能力としての核兵器保有について「非核三原則はわが国の国是と認識している。核兵器を使用する、保有する選択肢はない」と否定した。

共産党などが言う、「持たず、作らず、持ち込ませず、話もさせず」という非核四原則を、首相自ら国会の場で言明するとは、岸田氏はどれだけ愚かなのか。

ウクライナの危機は如何にして起きたのか!日本国憲法の前文のように、「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、我らの安全と生存を保持しようと決意した」から、現在進行形で、国土を蹂躙され、多数の国民の命が奪われているのです。

今回のウクライナの対応で、同盟国であるアメリカが全く頼りにならない事が判りました。しかし岸田氏の上記の答弁を聞けば、危機的な国際情勢下において、国の安全保障についての認識は皆無です。

実際に日本政府は、「自衛の為の核兵器の保有については、否定されるものではない」という答弁を、何度も繰り返しているのです。それなのに、「核を保有する選択肢は無い」などと、シナやロシアが泣いて喜ぶ愚かな答弁をしています。

まず、1984年3月16日付の朝日新聞によると、茂串内閣法制局長官は、「日本には固有な自衛権があり、最小限必要な自衛力をもつことができる。したがって、その範囲で核兵器を保有できるというのが政府の見解である」と述べた。とあります。

また、近年の国会答弁を見ると、『2002年5月31日福田康夫官房長官は、記者会見で「核兵器の保有は憲法上は否定されない」と語り、「非核三原則見直し」に言及した。』とあります。

その後、『2016年3月18日、横畠裕介・内閣法制局長官は、参議院予算委員会で「憲法上、すべての種類の核兵器の使用が禁止されているとは考えていません。我が国を防衛するために必要最小限度のものにもちろん限られると言う事でございますが、禁止されているというふうには考えておりません」。とあり、

先日の2022年2月24日、近藤正春・内閣法制局長官は、「以前も述べたが、自衛のための措置、防衛のための最小限の核使用なら否定されるものではない!」と。

これだけの数の国会答弁を、総理が知らなかったとは言えない筈です。それでも、このような平和ボケ答弁を繰り返すようでは、有事の総理には不適格です。即刻、辞任を求めたいと思います。