核保有国の信義

「存在しなかった安全」ブダペスト覚書署名から24年 (ukrinform.jp)【要約】

・1994年12月5日、ブダペストにおいて、ウクライナ、アメリカ、ロシア、イギリスが安全の保証に関する覚書、いわゆる「ブダペスト覚書」に署名した。同時に、フランスと中国が、声明を出し、同様の保証を与えると発表したが、この2国は覚書に署名はしなかった。

・同覚書にのっとり、当時世界第3の核兵器保有国であったウクライナは、自発的に核兵器能力を放棄し、非核国家となった。ソ連邦崩壊時、ウクライナ領内には、大陸間弾道ミサイル、戦術核兵器、核兵器を搭載可能な戦略爆撃機、戦略核兵器があった。ウクライナが独立した直後から、アメリカとロシアは、当時のウクライナ政権幹部に対し、できるだけ早く核兵器を放棄するよう説得し始めていた。

・そして、1992年5月、ウクライナは、第一次戦略兵器削減条約(START Ⅰ)の項目実現に関するリスボン議定書に署名し、その後1994年12月にブダペスト覚書に署名したのである。

・これを利用したのがロシアである。2014年3月1日、プーチン大統領は、ウクライナ領におけるロシア軍の使用許可を同国連邦院から受け取ることになる。

以降、クリミア占領、ドンバス戦争があり、ウクライナは、ブダペスト覚書はその署名国であるロシアにより違反されたとみなしている。さらに、ウクライナでは、同覚書のその他の署名国も自らの義務を守らなかったとして批判する者が少なくない。

ウクライナは、米露英仏中の5ヵ国に騙されて、当時世界第3の核兵器保有国であったのに核兵器能力を全て放棄して、非核国家となった。そして、今はロシアの侵攻を受けて内戦状態になっています

無邪気にも、「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、我らの安全と生存を保持しようと決意した」と憲法前文に書いた日本は、現実に起きている核保有国の不正義と信義の無さに、未だに気付けていません。

日本には、立憲や室井などのバカは要らないのです。9条で平和が維持できるなら、ウクライナへ行き、「そういう野蛮な事は止めて下さい。」って、日本の憲法を持って戦場を駆け回って来いよ。おそらく死ぬけど。

枝野よ。戦う相手が違うだろ。「平和は血を流して勝ち取るもの」というのが世界の常識だぞ。9条を変えないって事は、立憲共産党は「9条守って国が滅ぶ」よう、シナの傭兵として撤退して戦うって事だな。