主権国家の選択

>日本には,「主権とは何か」の概念がありません.専門家は知っているでしょうが.学校教育でも教えていないでしょう.これは,良くも悪くも,です.

皆様に失礼とは思いましたが、一応、主権の解説を載せておきます。*しゅ‐けん【主権】 の解説

国民および領土を統治する国家の権力。統治権

国家が他国からの干渉を受けずに独自の意思決定を行う権利。国家主権

国家の政治を最終的に決定する権利。「国民―」

最近の教科書を見てはいませんが、おそらく「主権在民」程度の使われ方だと思います。上記の3項目ですよね。

1項目目の領土については、竹島や北方領土を無法に取られたままですし、尖閣の領有権を主張しながらも、住所表示の石柱を建てる事さえ出来ないのですから△です。

2項目は、アメリカに政治・財政・金融など、全ての事柄に内政干渉を受け、一切の抵抗もせず従っていますから、もうこれだけで主権国家とは言えません。「日本は英語を母国語としないアメリカの植民地だ」と言われる由縁です。

実際の有事には日本を戦場にして、対岸の火事を決め込もうという腹ですから、米軍基地は治外法権ですし、駐留経費もバカ高い負担。そう、アメリカは、同盟国という名のデカいサナダムシ。少なくとも私は、アメリカが真面な同盟国などとは思っていません。

この国にはキツイ虫下しが必要です。手始めに、「日本も核兵器を準備します。その間は、米の核付原潜のレンタルを宜しく~」が最もよろしいかと。米の反応を見るだけでもお勉強になると思います。

あいつらは、バブル崩壊以降、「大人しい豚は殺さず適当に太らせては、肉を少しづつスライスして食う」作戦で、日本国民が知らない間に、日本の血肉をバンバン食らってますから、日本の旨味トンカツが食えないとなれば、柔か硬どちらの戦術で来るかも面白い処です。でも、その圧に耐えられる政治家が居るかどうかの方が問題ですね。

ロシアはソ連時代に、ウクライナを食い放題、やりたい放題してきました。誰しも、再びあの暗黒時代に戻ろうとは思わないでしょう。ウクライナがNATOの傘下に入ろうとするのは、主権国家の当たり前の選択なのです。