子供議会

>昨日8月22日(月)地元民放で、~25年振り「子ども議会」開催~廿日市市

スミマセン、全く知りませんでした。でも、私が議員に成りたての頃、確か山下三郎市長の時に「子供議会」があったような記憶がありますが、記憶違いなのでしょうか?

行政側は議会中と同じ席に座り、議員席に子供達が座るというもの。議員は、上の傍聴席で見る事が出来ると聞いていましたが、私は興味が無かったので行かなかったと思います。

どうして?  先生方が必死で書いて、事前に市長部局でチェックを受けた茶番質問を生徒に練習させ、当り障りの無いどうでもよい市長答弁が返ってくるだけですから、ハッキリ言って時間の無駄です。

本当に、子供の意見を活かす「子供議会」にするなら、大人が関わっては駄目でしょう。原爆の日の子供達の平和宣言のような、ありふれた官製モノにしかなりません。

大人にとって、どんなつまらない質問でも、ヤラセ無しでシッカリ聞き取って、市長が答弁する方式なら聞いてみたいですが、質問が出た時点で答弁が判るようなものでは、市長のマスターベーションに過ぎません。

まあ、子供達にとって、あの厳粛な議場に入る経験と、人前で喋る訓練くらいにはなるでしょうから、全面否定するのも可哀そうですけどね【笑】

追:こどもは「子供」と書いて下さい。「子ども」という表現は、広島を「ヒロシマ」と書くようなものですから。

国を守る気があるのか

防衛省概算要求、過去最大5兆5947億円 さらに増える見通し (msn.com)  毎日新聞 2022/08/22

防衛省の2023年度予算の概算要求の全容が判明した。要求額は過去最大の5兆5947億円で、予算額を明示しない「事項要求」を合わせた最終的な防衛費はさらに増える見通しだ。

事項要求には、敵の射程圏外から攻撃する「スタンドオフ防衛能力」や、宇宙・サイバー・電磁波を組み合わせて優勢を確保する「領域横断作戦能力」などの強化を盛り込む。

お盆前の13日の産経一面には、「離島防衛には弾薬20倍必要」で、シナとの有事を想定すれば、今の20倍の弾薬が必要だとありました。

陸自の弾薬の約7割は、未だにロシア侵攻の備えた北海道に備蓄しており、九州・沖縄には1割の備蓄しかないとも明記。これは軍事機密にあたるのではと危惧しましたが、大丈夫なのかな。

そして、「沖縄や宮古島・石垣島等の先島諸島では、地元で厳しい反戦感情があるため、武器弾薬・燃料・非常食の備蓄倉庫も無い」と。まるで、今朝の産経(防衛強化と財政規律 両にらみ「浜田防衛相の写真あり」)の内容と同じですね。

地元に反戦感情があり、武器等の備蓄はしてない」、「防衛費が急激に膨らむことには、国民の不安もくすぶる」って、日本有事は他人事なのかと思ったのは私だけでしょうか?

昨日の一面には、「台湾有事 日本人どう避難」早期の事態認定カギ、と書いていましたが、自衛隊の防衛出動に必要な「武力攻撃事態」を、首相が認定しても、武器弾薬が乏しければ戦えません。

これは公然の秘密のようですから、あえて書きますが、第一線で武装警備している隊の弾薬保有数は7日間分。一日どのくらいを想定しているのか分かりませんが、あのロシアの開戦3日分より少しマシという程度。

戦闘が7日以上続くと、自衛隊だけでは防衛は不可能という事です。この件は、シナは充分知っていますから、当然、物量作戦で来るでしょうね。

1960年代後半、東シナ海に大量の石油資源があると判ったため、シナが尖閣の領有権を公式に主張したのは1971年12月。それから50年経過する間、日本はシナ対策にほぼ何もしてこなかった。

その上、「防衛費が急激に膨らむことには、国民の不安もくすぶる」と、防衛費2%を牽制するために就任した浜田防衛相という財務省の飼い犬らに言わせるとは。

財務省のポチ宮澤氏は、「防衛費を上げるなら、年金医療等の国民負担を上げる必要がある」と言っています。

日本人ってのは、どれほど愚かなのでしょうか。