横道に~

>いつも思うが政権与党では幹事長が大きな役割を果たすのは言うまでもありませんが、90年代以降、幹事長が前面にしゃしゃり出てくると、弱体化しますね。

中々鋭い人物評論ですね。楽しめました【笑】 でも、流石に永田町の妖怪達は一味違いました。「二階幹事長外し」を公言した岸田さんの思惑を軽く蹴り倒した「総裁選の前の二階氏交代容認発言」。参りましたね。これで7割方、菅さんの再選決定ですが、総選挙は別物。地味な菅さんは、小泉さんのように「ワンフレーズ政策」は打てませんから、新たな選挙手法が必要です。小市民さんならどう考えますか。

平成8年12月の、天皇陛下の誕生日祝賀パーティーを狙ったペルー日本大使公邸人質事件には、鮮烈な印象があります。日本の橋本首相とペルーのフジモリ大統領の、国を背負う度量と責任感の圧倒的な差に、日本人の1人として、心底恥ずかしく思いました。

当事者である日本は、テロに直面しても第三者の如く、ペルー政府に対して「平和的解決を」としか言わない。救出までの4ヶ月間、何一つ具体案も出さないまま「平和的解決」とだけ。

ウィキペディアで調べていたら、正月明けにテレビ朝日が、政府に無断でペルー大使館に突入しようとして、世界中から非難を浴びた事も思い出しました。ド素人が潜入出来るわけありませんが、出来たとしても、テロリストを利するだけ。(ちょっと横道に~)

日本の政治家もそうですが、日本のマスメディアも、日本人の常識は世界の常識くらいに軽く考えて海外に出ます。普通だったら、「潜入失敗で日本人全員射殺」が当たり前。大使館の人質にも被害が及ぶかもしれません。

ペルーは日本ではないのですから、白旗持って両手を上げて進めば、いきなり撃つ事はないだろうなんて甘すぎますよね。(大東亜戦争では、保護義務がある欧米の兵士に、日本人人質は何千人も無残に殺されましたよ)

包丁持って人質を取っている犯人に、何十時間も説得するのは日本だけ。アメリカだったら、狙撃手を配置して、投降しなかったら即射殺ですよ。世論もそれを是とする。

先日も、通報で駆け付けた警官にノコギリを振り回して迫って来たアホがいました。上空に一発威嚇射撃をして、それでも詰め寄って来たから射殺した「正当防衛」なのに、平和ボケマスゴミが、足を撃つことは出来なかったのかと非難。

典型的な馬鹿ですね。いくら近くても緊急事態なんだから、足の何倍も太い胴体を狙うのが当たり前。ニューナンブ回転拳銃は、一発目を外せば撃鉄を起こす時間がいる。その間に負傷して、拳銃を取られる可能性もある。そうすれば新たな犯罪が起こるだろ。その責任は誰が取るのか? お前らマスゴミが取るわけはない。絶対に。

(又しても、思いっきり横道にそれました)【笑】