日和見返上

「EU Vs.米英」は、米英豪の新安全保障の枠組み「AUKUS」で、決定的になりましたね。

新安保枠組み「オーカス」、米英豪がインド太平洋地域での協力確認 : 国際 : ニュース : 読売新聞オンライン (yomiuri.co.jp)

小市民さんからも重要なヒントがありましたが、建造費もフランスの言い値で、重要部品だけは豪製コピーを許さず、ほとんどがフランス純正の型落ちディーゼル潜水艦より、同程度の金額を出すなら、性能の高い米の原子力潜水艦の方が良いのは当たり前。

原子力潜水艦は軍事機密のカタマリです。それを豪州に与えるという決断を、米が下したことが大きいのです。これで日和見の豪は、クワッドを中心とした連合国の一員としての覚悟を決めざるを得なくなりました。

フランスの大企業は、ほぼ国営ですから、国営企業の機密保持はフランスの国益に照らして判断されます。つまり、こなさんが言われる「武漢ウイルス研究所」での件も、フランスの国益に沿って行われた事ですから、豪へ納める潜水艦の通信情報等も駄々洩れになります。豪は良い判断をしたと思います。

この契約破棄の影響は意外と大きく。「EUのあいまい外交の敗北」とも言えますから、EUのGDPの1/4を占めるドイツは、メルケルの退陣と共に、EUの弱腰外交をどう整理検討していくのか見ものですね。

米のアフガニスタン撤退の意味するもの。それは、「これから対シナに全力でとり掛かる」という強いメッセージです。シナ国内の世情不安からして、台湾有事は目の前に迫っています。メルケル外交のように、何時までも先送りする時間はありません。

次回は、こなさんに倣って、私の妄想を書いてみます。シナとEUが中心になる予定ですが、妄想ですから保証は出来ませんよ【笑】