「平均って何だ?」の‐1

今、東大神経科の「和田秀樹さん」の本を読んでます。「70歳から一気に老化する人・しない人」というものです。でも始めからチョットおかしいですね。

>「日本人の平均寿命は、男81.64才・女87.74才で、これは「何歳まで生きるか」という平均寿命を示すものです」とありますが、

そもそも平均寿命っていうのは、今年0才の人が「何歳で死ぬか」という平均値のはずなんで、だいたいその説明から入るべきじゃないかなと思って、こりゃ読むのよそうかな・・・でも結局読んでしまいました【笑】

この本を読む私のような老人は、70才を超えてから、健康体のまんま「あと何年、人生を楽しめるのか?」を知りたかったのに、実は、孫やひ孫の余命を言われても・・・って、複雑な処でしょうね。

人生100年時代なんて言われる時代になって、2020年の日本には、100才を超える人が8万6千人もいるようです。でも、寝たきりで100才になっても嬉しくない。

高齢で寝たきりになったら、ほぼ痴呆老人まっしぐらですから、残された家族は大変です。ですから、男女とも健康寿命を延ばすことが大事という事なんですね。

そして、他人ごとではありません。「きれいな脳」は30代までが限界で、40代からは前頭葉萎縮が始まる「老化の始まり」。この部分が衰えてくると「好奇心・感動・共感・ときめき」等の感情が低下。意欲が低下し、感情のコントロールが効かなくなる年代に入るそうです。

40代は、頑固爺の入口だという事ですね【笑】・・・その対処法は最初に書いてありませんが、男性は男性ホルモンが減少して、判断力や記憶力等が鈍って来る。

女性は更年期障害以降、逆に男性ホルモンが増えるので、意欲的になり、それまでより人づきあいが豊かになるそうで、案外、男性より女性の方が長生きなのは、こんな事も原因なのかも。

50代になると、より前頭葉の萎縮が進み、セロトニンの分泌が減り、うつ病になり易くなります。逆に職場で部下に威張り散らし、若手の意見を押さえつけるという、一般に「老害」と言われる状態に入ります。

政財界には、70代、80代になっても実権を握り続け、「老害」と呼ばれる人が沢山いますが、そういう人は、実は50代から段々に積み上げられたもののようです。気を付けましょうね。お互いに【大笑】

これ以後は、後日のお楽しみという事で・・・ 今日は、久々の飲み会ですよ~ 適度に頑張りま~す