観念論

世界平和は、大国間の微妙な軍事バランスで保たれていることが、ウクライナの件で明らかになりました。

しかし多くの日本人は、長年マスゴミ等に植え付けられた「国家権力を否定する」気持ちが根にあり、それが「観念的な国家嫌い」に育って、正常な国家観を持てずにいます。

残念ながら、多くの憲法学者達も、その「国家嫌い」という枠の内側からしかものが見られないから、他国のように「国益を主体に論ずる」ことが出来ないのだと思います。

私の親しい人に、「祝日に国旗を揚げましょう」と言っても、「奥さんが嫌がるから」と。。「何故ですか」と聞くと、「誰も国旗を出してないでしょう。角田さんは度胸がありますよね」と。。

畳みかけて、「度胸なんて関係ないですよ。日本人なら、祝日に国旗を揚げてお祝いするのが当然じゃあないですか?」と言うと、「そうかも知れないけど、私の家では出来ません」で、お話はお終い。

そんな方と飲んで話をすると、1つ共通点があります。「国という概念がとても希薄」なのです。 「日本が無くなるという事は、あなたの全ての財産と自由を失う事なんですよ」と言っても、「こいつ何言ってるんだ?」と言う顔。

日本という民主主義国家が、国民の財産権や自由、平等を保障しているから、必要最低限の生活を維持できている」という事すら理解していない人ばかりが住んでいる国が、今の日本なのです。

>上手なチラシやポスター 根拠のないデマ 恐怖を煽り思考停止→自分達の味方に

これに乗る方が多いのは正直悔しいですが、彼らの戦略が凄いと思っています。しかし、これに負ければ憲法改正も実現しないし、国の未来が無くなるのです。頑張るしかないですね。私は既に20年以上頑張って、この程度です。情けない【泣】

まあこれらの事から、「日本の常識は、世界の非常識」と、他国から嘲笑されているのですが、他国は、自国の国益を考えて、日本に同調する姿勢を見せているだけです。

今のウクライナの現状を見て、少しはマトモな国家観を持つ人が増えてくれば良いのですが、未だに地球市民とかいう阿保に同調して、「反核平和という、到底実現不可能な観念論」に、疑問すら感じない岸田政権が、あと3年も続くようでは、日本は本当に危ういと思います。