江の傭兵(久しぶりにこの名前を書いたな~)

>6月13日、河野洋平は都内の講演会でこのように述べた。

「植民地問題の処理もできていない国に、ただ拉致被害者を帰せ、帰せと言っても問題は解決しない。国と国の関係を正して、帰してもらうという手順を踏まざるを得ない」

以前、辻元清美も「北朝鮮には補償も何もしていないのだから、そのことをセットにせず『9人、10人帰せ』ばかり言ってもフェアじゃない」と言った。

こいつらは、馬鹿な上に不勉強なのか? それとも判って言っているのか?

かつて植民地支配をおこなった国は G -8 諸国を初め、オランダ、スペイン、ポルトガル、ベルギーなど世界に数多くありますが、それについて謝罪し、補償金を支払った国は、世界中で唯一日本だけです。

平成九年(1997年)におこなわれたホンコン返還の実例を見ても、アヘン戦争による侵略以後百五十六年も続いたホンコン、九龍半島の植民地支配を英国は決して謝罪せず、一銭の補償金の支払いもしませんでしたが、中国政府もそれを要求しませんでした。

なぜ欧米諸国は謝罪や補償をせず、また旧植民地政府もそれを要求しなかったのかといえば、それが国際社会の常識だからです。日本は国際常識についての無知を中国、韓国、北朝鮮などにつけ込まれたのです。

欧米側によれば、

1.武力により未開国を征服し、植民地とする行為は当時の国際法により合法であった。合法的行為 に対して謝罪や補償金の支払いは必要ない。

2.植民地支配は当時の 未開国に文明をもたらし 、地域住民に現代文明の恩恵を与え生活が向上し、人口が増加し住民の寿命も伸びた。

3.植民地支配がけしからんと言うのであれば、彼等は以前の様な未開の生活、無知蒙昧の状態に戻るべきである。

4.植民地政策により生活を進歩向上させてもらったことを、宗主国に感謝すべきであり、それに対する謝罪要求などもってのほかである。もし要求されてもそれには絶対に応じないことが、西欧社会の常識である。

5.我々は過去の植民地支配について、罪悪感を抱くことなど決してない。

と主張しています。

しかし日本では左翼マスコミや反日左翼主義者達が国民に対して贖罪  意識の刷り込みに励んできましたが、日本の植民地支配が欧米諸国のそれと比較して、決して過酷であったわけではありません。むしろ温情主義的であったとさえいえます。

日本が国際社会の常識をわきまえず、英国のように旧植民地政府との交渉に毅然とした態度を取らなかったために、中国や韓国などから弱みをつけ込まれて外交上優位に立つためのカードに使用され、また現在に至る際限のない謝罪要求や、補償金支払い問題を引き起こしたのです。

しかも日本は、朝鮮や台湾を植民地支配したのではなく、併合したのです。 ハワイが併合により米国ハワイ州になった事象より、より民主的で平和的に。

かって、朝鮮は7世紀から19世紀まで歴代支那大陸帝国の属領でしたが、日本は日清戦争後の1895年、下関条約で清国に朝鮮の独立を認めさせ、朝鮮は日本のお陰でようやく独立できたのです。

日本のお陰で清国から独立できた朝鮮(大韓帝国)は日本から金や人の支援を受けましたが、余りにも統治能力が欠如していたために国家破綻の危機が続き、結局、自分たちの力では一人立ちできそうになかった朝鮮人は、日本との合邦を希望しました。

大韓帝国で最大の政治団体だった「一進会」は、1909年12月4日、「韓日合邦を要求する声明書」を作成し、上奏文と請願書をそれぞれ李完用総理、皇帝純宗、曾禰荒助統監に提出。

しかし、日本側の併合反対派であった曾禰荒助統監は、この合邦案を時期尚早との理由で却下。それでも一進会は、これを繰り返すこと4回。 ようやく桂首相がそれを受け取りました。

その後1910年8月16日、李完用首相は日本を訪れ、山県副統監らに日韓併合合意を取り付けました。この結果、8月21日李完用が皇帝に内奏し、皇帝の了承を取り付け、1910年8月22日の韓国の御前会議で、韓国は正式に日韓併合を決定。

日韓併合により、日本は、階級による身分差別を撤廃、両班による搾取・虐待から農民を救い、移住の自由を認めさせ、残酷な拷問や刑罰を廃止し、女性の再婚の自由を保障、法治国家の基礎をつくり、学校教育制度を導入して、読み書きを教え、ハングル文字を復活・普及させ、台湾では1~2%にしか許可しなかったのに、85%の朝鮮人に創氏改名を許可。

鉄道網、道路網を整備し、港の開設工事をし、水力発電所を建設、重化学工業を興し、緑化政策によって山野を甦らせ、不毛の地を開拓し、河川大事業で洪水を減少させ、水田を倍増させました。

又、世界一不潔と言われた町々を清潔にし、近代医療制度を導入、平均寿命を24歳から45歳にのばし、人口を2倍にし、内地(日本)への渡航規制を犯して来る密航者にも寛容に対処しました。

朝鮮半島を、日本と同じような国にする事。 これが日本の併合事業でした。

この事業のどこに日本側が謝罪する項目がありますか?

それでも謝罪を要求するなら、相手は、その時代に日本との併合を希望した朝鮮人達ですよね?

最後に、マキャべリの言葉。

【隣国を援助する国は滅びる。忍耐と寛容をもってすれば、人間の敵意といえども溶解できるなどと、思ってはならない。 報酬や援助を与えれば、敵対関係すらも好転させうると、思ってはいけない。】