年々増える借金?

政府の長期債務残高1970年~2023年  

政府の長期債務残高 1970~2030年 ↑

PB(プライマリーバランス)とは収入額と支出額をそろえる事

東大法学部の財政の素人達は「国の借金を返さなければ日本経済は破綻する」と、経済学ではありえないPB(財政の均衡)を打ち出した。

しかし、明治政府以来、一度も収支バランスが取れた事は無い。

左表のように、常に収入より支出が多く、1970年から2023年までの政府債務は、 右肩上がりの増加を続けている。

債務残高とは貨幣発行した記録に過ぎず、年々の増加は国民の純資産が増えているという事。

政府は国家予算の為に国債を発行、日銀は国債と引き換えに日銀券(円)を発行。   政府は何も無い処から金を生める。

財務省は「外国格付け会社」に「日米等の自国通貨建て国債の破綻は考えられない」と意見書を出している。

財務省は国民を意図的に騙しているという証拠である。

日本は官僚によって、どれほど衰退したか‐01

  • 2022年の国民負担率は、税負担28.6%+社会保障費18.8%=47.5%(消費税別⁉)
  • 1970年は24.3%、1979年30.2%、2013年40.1%、2021年は48.1%で過去最高。
  • 江戸時代初期は四公六民。八代将軍吉宗の享保の改革以後は五公五民。享保の大飢饉もあり、全国で一揆が起こる。
  • 年金・医療・介護等の国の負担は2022年で約131兆円高齢化が益々進むので25年には約140兆円。2040年で190兆円と試算
  • しかし、米経済学者D・ワインスタイン教授の指摘では、日本の財務省は高齢者支出削減を、大幅に進めているという
  • 高齢者1人当たりの社会保障費は、ピーク時の1996年で192万円⇒2019年には149万円に。
  • 医療費。1999年は52万⇒2019年に44万。そして、65歳以上の貧因率は約50%に上昇
  • 高齢者犯罪。3000円相当の万引き犯。1989年7000人⇒2018年45000人。 現在は刑務所に入る3分の1以上は60歳以上が占める。

これは、昨日の定例会で私が発表した資料の1ページ目です。これを続けて掲載しますので宜しく。