反乱

プリゴジン氏がSNS更新、11分間の音声メッセージで反乱を正当化…所在は確認されず (msn.com)2023-6-27

 ロシア国内でプーチン政権に対する反乱を起こした後、部隊を撤収させた民間軍事会社「ワグネル」創設者のエフゲニー・プリゴジン氏(62)が26日夕(日本時間26日深夜)、SNSで約11分間の音声メッセージを公開した。ロイター通信によると、プリゴジン氏は「政権転覆のために進軍したのではない」と述べ、プーチン政権の崩壊を狙ったものではないと強調し、反乱を正当化した。

 プリゴジン氏は24日夜(同25日未明)に進軍停止を呼びかけて以降、SNSの更新が途絶えていた。

 プリゴジン氏は、露軍がミサイルとヘリコプターでワグネルのキャンプを攻撃し、約30人の兵士を殺害されたことが進軍の直接の引き金になったと主張。ワグネルの部隊撤収の理由は「ロシア兵の流血を避けるためだ」としたほか、ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領が「ワグネルの活動継続に手を差し伸べた」と述べた。

昨日の産経抄では、プリゴジン氏の反乱を、一癖あるヤクザ達の「仁義なき戦い」のようだと書いていました。

プーチン対プリゴジンにベラルーシのルカシェンコという、三つ巴の手打ちと抗争が繰り返されており、どの情報が正しいのか分からない状況です。

欧米も緊張している中、岸田氏は一人、泰然自若として散髪に出かけていたようです。というより、一人蚊帳の外であったというべきでしょうね。

国連の常任理事国であり核保有国の内戦ですから、常に臨戦態勢の武器商人以外は情報収集が難しく、日本の我々はハラハラ・ドキドキするしかありません。

プリゴジン氏は、無事をアピールするためにSNSを発信しましたが、居場所は不明。ワグネル部隊が迫ってきた時に、ロシア大統領専用機が離陸して、行先不明になっているという報道も流れました。

ロシア軍最強の二万五千人のワグネル傭兵部隊のモスクワ進軍が、あと200㎞であったのは事実であり、プーチンが避難したのではという憶測が流れるのは必然でしょう。

反乱の回避措置で、前言撤回して「罪は問わない」とプーチンは宣言したようですが、蛇のように慎重で残忍なプーチンが、プリゴジンを許すとは思えません。

当分、息をひそめたプリゴジンの姿は、マスゴミから消えることになるでしょう。ガーシーのように調子に乗って発言すれば、簡単に暗殺される国ですから、これからもう一波乱ありそうですね。