>世界中の中華街,イスラムのハラール食,航空機のビーガン食,などがその実例です.ただし,一日本人の感覚からすると,それは劣等感の打破ではなく,「マイノリティとしての劣等感の隠蔽」でしかないのでは? というのが私の感覚です.
LGBTについては、今更詳しくは書きませんが、今回のLGBT理解推進法に反対したのは、「T」であるトランスジェンダーの団体です。(トランスジェンダー: 性自認が生まれた時の身体的性別と一致しない状態にある人)
性的少数者団体が会見 「LGBT法は不要」 – 産経ニュース (sankei.com)2023‐5‐1
性同一性障害者らでつくる「性別不合当事者の会」や、女性の権利保護を目指す「女性スペースを守る会」など4団体は1日、東京都内の日本記者クラブで記者会見し、自らの性を自身で決めるという「性自認」を法令化する現状のLGBTなど性的少数者への理解増進を図る法案について反対の立場を強調した。
記者会見で、性的少数者でつくる「白百合の会」の千石杏香氏は、法案について「女性だと言い張る男性を女性として認め、女子トイレが使えるように解釈される可能性が高い。このような法律は不要だ」と強調した。当事者の会の所属で、女性に性転換した美山みどり氏は「生活者の立場で、医療機関や金融機関、行政で差別を受けたことはなかった」と述べ、法案の必要性を否定した。
法案を推進する国会議員からは、法案は理念法に過ぎず、トランスジェンダー女性が、女性トイレなど女性専用スペースの利用を主張し、訴訟を起こすとは考えにくいなどと指摘する声があがっている。
そのトランスジェンダーの方々の反対理由を判り易く書けば、「推進法が出来れば、「自称T男」が女性トイレを使う事が可能となる。それは普通の女性が恐怖を感じる行為であり、犯罪にもつながる。これは我々の望む処ではない」
推進派国会議員は、「その可能性は少ない」と言うが、アメリカ等の事例を見れば、性犯罪が多発している事は否定できないし、法律が出来れば、被害を訴えた女性側が敗訴する可能性が高い。。って処でしょうか。
今回のこれは、ハラール食等の「少数者の存在の主張」や、「少数者の劣等感の隠蔽」という視点ではなく、普通の女性達の守られるべき権利を正しく主張しているだけだと思います。
むしろこの度は、法案を推進しようとする国会議員の「レベルの低さ・頭の悪さ」が目立っています。 こいつ等、いったい何処を目指しているんですかね?