桜風さん、ご苦労様です。

インターネット中継、楽しんでいただけましたか?  やっている本人が言うのもなんですが、便利な世の中になったものです ^^

o0350045012207821420 中川昭一氏中川さんは、本当に経済をしっかり理解しておられました。 だから、あの酩酊記者会見で財務省に葬られたんでしょうか・・・ 実際には飲んではおられなかった。 薬物による急性意識障害の疑いも濃厚だったのです。  本当に惜しまれます。

 

さて、国会議員のほとんどが判っていない、「国の借金1000兆円」というフレーズ。

以前にも しつこく書いていますが、改めて「1000兆円は、国の借金ではなく政府の借金」という事を認識して頂くために、過去の私の文章を抜き出します。 地元議員の育成に役立ててください  ^^;;;

国債は国民の借金?

国債は国の借金ではなく政府の借金であり、貸し手は国民。

日本の債券の場合、アメリカ国債のように日本やシナなどの外国に大量に買ってもらっていません。 日本国債の約94%は日本国内の個人・企業・金融機関に買われていますから、政府の借金は国民の資産と言っても間違いありません。

現在、景気低迷時の日本の金融機関は、有利な投資先も無く、リスクのある投資をする勇気も在りませんから、預金などで膨れ上がった金庫のお金で、一番信用のある日本の国債を買うしか選択肢がありません。

その市中金融機関の預金者は国民です。

日本国民は市中の金融機関にお金を預け、金融機関は、そのお金で国債を買い、その利ザヤで雀の涙ほどの預金利子を支払うだけ。

繰り返しますが、政府の国債が増える事は、国民の財産が増えることです。

それをNHKなどが、「国民の借金」と言うこと自体、虚偽で国内の不安を煽り、安倍現政権に対する不満を捏造する信じられない行為です。

日本の景気回復は、その政府の借金を返還することではありません。

 日本の国内総生産GDPを上げることが一番の近道。

今回のように株価が上昇し始め、景気回復の兆しが見え始めると、民間経営者は新たな投資の為に、市中銀行などへ借り入れを申し込みます。

市中銀行は、年間金利0.8%程度の国債より、民間業者にお金を貸せば少なくとも倍以上の金利が稼げます。

その為には、銀行が持っている国債を現金化する必要がある。

日本銀行で国債を現金化すると、国債は減少していき、市中へお金が回り始めて市場が安定し、「需要<供給」から「需要>供給」となり、仕事量の増えた企業は、安定した人材確保のため、正規雇用を増やさざるをえません。

そのうち緩やかなインフレ傾向になると、各企業の給与も年々上昇が見込まれる状態になり、不動産が年率2~3%程度の上昇を始めます。

自然に、不動産売買に弾みが付き、建設業界にも人が戻ってきます。

ここまで進むと、あとは放っておいても、金利の低い国債は次々と現金化され、いつの間にか、1000兆円あった国債のほとんどが、市場に出廻るようになるのです。

つまり、日本政府発行の国債は景気上昇と共に「自然消滅」します。

少しインフレ傾向が強くなった時、そのブレーキ役として消費税の増税などが一手段として存在します。(デフレ期にしてはいけません)

今回のインフレターゲットは2%ですから、本当に緩やかな上昇カーブとなり、望んでもハイパーインフレ(年13000%: 今の日本の流通形態で、大根一本100円が一年後に13,000円になりますか?) にはなり得ません。

今までは、デフレ期にインフレ対策をしていたんですよね。 景気が良くなる訳がありません。

完全に景気を実感できるのは、おそらく2~3年はかかると思います。(終わり)

 

そして、景気復興の兆しが見えたら、3年後には総選挙。

稲田朋美大臣日本で初めての女性総理は、この方でしょう。 21世紀のジャンヌダルク「稲田朋美」さん。