昨日は8月6日

広島に原爆が投下された日です。

私の叔父も学徒動員で広島へ行き被曝。 奇跡的に見つかり自宅にリヤカーで運ばれましたが、翌日死亡。

父のすぐ上の伯父も、ほぼ満員の広島電鉄に乗っていて「土橋電停」付近で被曝しましたが、これも奇跡というほかなく、「たまたま風呂敷に包んだ荷物から何か落ちたので、かがんで取ろうとした瞬間に目もくらむような閃光と爆風が襲い、気が付いたら多くの人の下に埋もれていた。 その人々をかき分けるように這い出すと、電車の中は即死の人々が重なり、わずかにうめき声が聞こえるまさに生き地獄のようだった」と聞きました。

その伯父も今は亡くなりましたが、この日が来ると思い出すことがあります。

私が、学生として東京にいた時分、神奈川の友人の家に遊びに行った時、当時15歳くらいの彼の妹が私に、「どこの出身ですか?」と聞くので、「ああ、広島です」というと、本当に無邪気な顔で、「あら、広島の人は結婚できないですってね」と言うので、一瞬何のことか分からずにいたら、友人が激しく妹を叱りつけ、その瞬間に意味が分かりました。

よその地域から見れば、「広島=被爆者」であり、「結婚しても放射能を浴びているのでまともな子供が出来ない」 だから結婚できない・・・ 意外に冷静になるほどと思い、それほど怒る気持ちにはなれませんでしたが、確かに、広島では県外の人との結婚が破断した話は聞いたことがありました。

今の東日本大震災でも同じ出来事が起きていると思います。 反原発を煽るだけで山本太郎のような馬鹿が、あれだけの票を取って当選するのもしかり。

いくら民度が高い国民とはいえ、内に秘めた消しようのない澱のようなものは、どこかの何かをスイッチとして出る事があるんだと、改めて感じました。

CIMG1867広島の被爆者による「もう一つの反核平和の集い」に参加してきました。 この写真は、ひげの隊長こと「佐藤参議院議員」です。 とっても良いお話をされましたよ。 不覚にも涙腺が緩みました。