お答え

早速質問がありましたので、「日本だけは、間接税を省いた国民所得比で国民負担率を算出しているという処」を、もう少し詳しく説明します。

日本の間接税(消費税10%)を省いた金額で、間接税率が高い北欧のスエーデン・ノルウェー・フィンランドと比較すると、当然、それらの国の国民負担率は日本より高く見えるというカラクリです。

しかし、その北欧の国々は重税国家とは言え、日本とは次元が違う大学までの教育の無料化、介護を含む老後の衣食住保障等、揺りかごから墓場までの高福祉国家であり、住民サービスのレベルが全く違います。

ついでに、米国が負担率32%程度と低いのは、消費税もなく、国民皆保険制度が無い「福祉政策の欠損国」だからです。救急車を呼べば多額の搬送料を取られたり、盲腸の手術で数百万円取られる国ですから、おちおち風邪もひけませんね。

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