広島県の山陽自動車道の各サービスエリアの、雨水排水溝や植え込みで、特定外来種であるセアカゴケグモが大量に発見されています。
メス[編集]
体長は1cm前後、丸くつやつやした黒い体で、胸腹部の背面にはひし形が2つ縦に並んだような赤い模様、腹面には砂時計状の赤い模様があるので見間違えることは少ない。この赤斑の形はメスとオスで多少違いがあり、時に地色の黒も淡いものもある。卵から成熟までに要する期間は、約100日で、寿命は2~3年と言われている。また、成熟メスは、多数の卵を糸で包んだ卵嚢を巣網内に保持しており、1匹の総産卵数は最大で5000個になることもある。詳細は解明されていないが、成熟メスは巣を張った後、フェロモンを用いてオスを誘引しているとみられる。
メスが毒性を持っているようです。日本での死亡例はありませんが、幼児が咬まれると重篤な症状になる危険性もあり、皆様も注意して頂きたいと思います。
廿日市市も、山陽自動車道の下り宮島サービスエリアで、9月15・16日に、計10匹発見され駆除しました。 おそらく、これから近隣でも数多く発見されると思います。
一度の産卵で、かなりの数が生まれますから、排水溝の蓋裏や、自宅の植え込みにも十分気を付けて下さい。