カルタゴの悲劇

元ハーバード大学アジアセンター上級客員研究員で、元自衛隊陸将の福山隆氏の手記

これからの米中有事には、在日米軍以外の同盟国の軍隊を、日本やその近海に派遣し、彼らが持つ中距離ミサイルや対艦ミサイルで、シナの軍艦を叩こうとするだろう。それは、日本が戦場になるという事だ。

日本はTMD(戦域防衛ミサイル)しかなく、アメリカはNMD(米本土防衛ミサイル)がある。つまり彼らは、日本を戦域・戦場と見なして、日本を米本土の防波堤として使おうとしている。これが現実となれば、日本は焦土化し、多くの国民が犠牲となる。これでも、アメリカが居るから日本は大丈夫だと言えるのか?選択肢は余りない。

米中同盟が出来る可能性は少ない。中露同盟で反米包囲網となるのか。米露同盟で反中包囲網が完成するのか。日本は、いずれの場合でも戦場となり、米・中・露の巨大な軍事大国の中で、散りゆく桜花になる。日本は、どうあがいても、この3国には勝てないのだから。

これは1つのシナリオですが、来年の北京オリンピック後に、台湾有事となり、沖縄本土と島嶼部で、就業・観光ビザで潜入していたシナ民兵による同時テロが多発。「シナの同胞を保護する」という名目で空と海から人民解放軍が侵入して、各空港と港を制圧。その後、あの知事に沖縄独立宣言をさせて、即刻、シナが承認。また、在中の多くの日本人を人質として、日本の反撃を封じ、容易く沖縄を手に入れるでしょう。

しかし、米軍と連合軍は、日本の意に関係なくシナを攻撃し、日本が、焦土化するまで戦うと思います。自国を自ら守れない日本は、「カルタゴの悲劇」を味わう事になるでしょう。

カルタゴの悲劇” への1件のコメント

  1. 角田さん、こんばんは。
    お疲れ様です。
    【カルタゴの悲劇】
    今回の投稿分で、初めて知りましたー(驚)
    ありがとうございます…

    本当に。。。

    我が国の現状に、類似していますね!

    ちなみに現在の、衆議院議員【463名※欠員二名】さま並びに参議院議員【252名※欠員一名】さま『カルタゴの悲劇』この歴史を、どの程度??の割合…御存知なのでしょうか?
    https://www.youtube.com/watch?v=2b5pJdXku6o

    (※アメリカの怖さが。分かる動画です…汗)