経済の立て直し

実質賃金の推移

世界の中で日本だけが下がり続けている

28年間のGDPの推移

世界で最低のGDP(国民総生産)の伸び率

1991年からずっと停滞を続けている日本のGDP。景気の指針はGDPの伸び率だから、日本が景気が悪いのは見ての通り。

そして、日本のGDPの内訳は、内需が約65%で輸出入が約35%。つまり、国民はお金が無くて、お金を使いたくても使えないからGDPが上がらない。それでも、それほど下がらないのは、円安で輸出が堅調だからです。トヨタなんて今期最高の利益高。

女性週刊誌をめくると、今の日本はインフレだって馬鹿を言ってる。物の値段が上がればインフレと思っているらしい。

少しは経済を勉強しろよって言いたくなるけど。まあ、ここの優秀な皆さん方でも経済には興味がないようですから、仕方ないのかもしれませんね。

日本経済が持ち直さなければ、憲法改正なんて出来はしません。明日の生活が分からないのに憲法改正なんて興味が湧くわけがない。又、拉致問題は、自衛隊を国軍に明記出来なくては、米に頼るだけで解決しないと、安倍さんは言っておられた。

少子化問題も、非正規の若い人達が結婚して子供を育てられるように、大企業のための雇用形態を政治家が積極的に改善して、正規雇用の人達を増やすこと。しかしその為には、物の値段が上がるより給与水準が上がる事が必要だから、企業を含む経済を立て直さなくてはならないのです。

日本の今の問題のほとんどは、経済を立て直せば解決するのです。

経済の立て直し” への4件のコメント

  1. ご無沙汰しております.こなです.

    日本だけ,経済活性化が遅れている.データもある・・・.

    全くその通りだと思います.もっと日銀がお金を吸って,景気循環を刺激すべきだと思います.

    でも,やはり多くの人は不安なんですよね.私もまた,大きな変革をすることに不安があります.

    どうしても,知りたいんですよ.どうして,日本だけが平成の30年間,デフレ基調の経済政策をせざるを得なかったのか?

    「日本の経済学者が皆バカだった」という言説では,不安を払拭するには至らないのです.だって,本当に日本の経済学者や財務省,日銀がバカばっかりだったとしたら,お金を擦って景気を刺激しても,再び間違った方向に行くに決まっているじゃないですか?

    「後ろ向きに犯人探し続けるよりも,前向いて次行こ!」の正しさも分かるのですが・・・.

    「これまで経済に関わってきた日本のエリート,政策決定者は皆バカ!」と,信頼関係が破綻した状態では,なんて言いますか,もう動きようがないと感じてしまうのです.

  2. 漫画家の芦原名子先生が,自死されたとの報道がありました.

    これに対して「脚本家が腐っている,プロデューサが腐っている,出版社が,テレビ局が腐っている・・・」と様々な言説が飛んでいます.

    おそらく,それぞれが部分的にはそうなんでしょう.そして,「そんなどうしようもない現実に犯人探しをしても仕方がない」という言説もあります.

    「現実論として,これまで弱い立場だった漫画原作者らを支える仕組みを構築していくことが一番大切だ」という理屈も分かります.

    でも,やっぱり,気になります.どうしてこの漫画家さんが自死を選ばざるを得なかったのかの原因を,知りたい.犯人探しだと言われても知りたい.

    なぜならば,その根本原因が払しょくされない限り,いくら体制を整備したところで,同じ悲劇(自死とは言わぬまでも,作家さんの立場が弱い現状)が繰り返されるだけだと予想せざるを得ないからです.

  3. 犯人探しはよくない・・・,も分かりますが,

    どうしてこうなったのかについて,しっかりと分析すること,それも理知的に,

    (経済問題なら)〇〇学派の△△な判断が,◆◆の問題を生み出した・・・,という理解がしたいのです.

    「んなもの自分で調べろ!」かもしれませんが,私は自力では,それっぽいい回答にたどり着けていません.もちろん,経済など話がそもそも複雑だから,そんな簡単な構図にならないことも分かります.でも・・・,なんていうか,腑に落ちるところがいまひとつないんですよね.

    戦後レジーム的な何かが関わっているだろうな,とは思うのです.
    いわゆるサヨク思想の影響もあるのだとは思うのです.
    その他,
    バブルとバブル崩壊の前後の米国からの圧力もあるのではと勘繰りたくもなります(年次改革要求書でしたっけ?)し,
    先進国になってしまったゆえに,もはやBRICSにあり得るような大幅な経済成長が期待できない(戦後から80年代前半までは,むしろ途上国から先進国への飛躍の時期だった)ことも分かります.
    少子化による若年人口の減少が足かせになっていることも分かりますし,それを言うなら,そもそも資源と国土が限られた島国であることも,本誌的な制約じょうけんでしょう.

    もっと言うなら,
    平成の30年間は,それでもそれなりに経済が回っていたとも言えなくもありません.30年間価格据え置きで,いわゆるデフレ経済にありながらも,おそらく日本世界的に見ても奇跡的に経済力を保ってきたともいえる,という見方さえできます.
    ゆえに,リーマンショックやコロナ禍による刑事影響も(マクロに見れば)諸外国に比べれば,相対的に少ないショックで済ませられたという見方もできます.
    311や今回の能登大地震に対してもそうでしょう.特に311は,その次の日に日本円が対ドル79円台に突入した! というニュースはおそらく一生忘れることが無いと思います.

  4. 「日本にお金をばらまこうにも,投資先がない・・・」平成の30年間,まさに耳にタコができるほど聞かされた話です.

    工場を建てようにも,土地がない,税金高い,エネルギー代高い,環境保護うるさい,人件費高い,そもそも若い人足りない,特に3Kの仕事なんてしたがらない・・・,ないないづくし.

    かくして,昭和末期まで日本を支えてきた製造業たちは,こぞって海外進出して平成の30年間,海外の経済をせっせと支えてきたのです.

    もうどうしようもない構造だと思っていました.

    所が,我が住まう東広島では,突如米国半導体企業(マイクロン)に対して,大量の設備投資が始まっています.

    どうしてそうなった? 単純に言えば,「脱中国」の流れです.

    でも,そうなのだとしたら,これはもう経済論ではなく,国際政治,ひいては国力論です.

    そして,日本は所詮「米国の経済植民地」.これぞ戦後レジーム.

    米国にとって都合が良ければ投資が来るし,そうでなければ逃げていくだけ.そもそも,この東広島の米国半導体企業マイクロンも,もとはNECです.既に米国に乗っ取られた後の祭りだとの見方もできなくもない.

    で,もしそうだとすると,これもまた経済学者の範疇を超えているような気がします.

    ・・・かくして,どうして平成の30年間の日本経済が,

    「額面として止まったように見えてきた理由」

    は,私には皆目さっぱり分からないままなのです.

    お粗末様でした!