目的と手段

2年前の岸田政権発足以降、日本の対米従属が止まらなくなりました。米民主党政権高官やエマニュエルらの、数々の内政干渉を受けながら、ロクな対処もできない政府の無能ぶりには、本当に腹が立ちます。

繰り返される増税と値上げ、「核なき世界」という夢想を吐き続け、反対多数のLGBT法案を強引に可決、また、グループA(旧ホワイト国)やスワップ協定再開などの南朝鮮へのなし崩し的な譲歩など、国政を担う政権とは思えない愚かな振舞いに岩盤保守層は呆れかえり、無能な岸田政権を見限るようになりました。

以前、「どうして総理大臣を目指そうと思ったのか」という質問に、岸田氏は、「日本で一番権限のあるポストだから」と答えた事を記憶しています。

今思えば、ここに岸田さんの気持ちが表れているように感じます。「何かをやりたいから総理を目指すのでではなく、単に最高権力者になりたい人」だったのですね。

蛇足になりますが、今の地方首長もそういう人達ばかりです。地方議員はそれにならった様に、「何のために議員を目指すのか?」と問われても、ほとんど答えられません。

彼らにとって、首長や議員という職は、何かを達成するための「手段」ではなく、バッチを付けることが「目的」なのですから、まさにミニ岸田。こういう方々を当選させてはいけませんよ。

彼らの関心は「次の選挙でも当選する事」だけです。皆さんの要望を実現する気など1㎜もありません。

いつも言ってますが、「私は市長与党」と胸を張って言う議員は、「仕事ができない無能な議員」と思ってください。地元の議員さんは大丈夫ですか? 

少し昔の事、今の廿日市市長が私に、「議員になりたいから会って欲しい」と言われたので、私は「議員になる目的」を尋ねましたが、彼は最後まで答えられませんでした

悲しい落ちですが、今は市長です。

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