昔の話

>「平良・佐方の開発計画」の商業団地には外資系ホテルが来ると聞いていたのですが 

昨年の3月時点では、国内のホテルは全てダメでした。想像力を発揮して良く考えてみてください。 

ホテルの眼下が瀬戸内の絶景ならまだしも、直下に様々な工場群が広がって、多くの大型トラックが走り回り、土煙りや、匂い、工場の騒音がある場所のすぐ上に、リゾート系のホテルが来ますか? 

今の円安では、確かに外国企業の問い合わせは来るでしょうが、この地形的な点で国内企業が辞退した事くらいは、リサーチ済でしょう。

>移転については「企業に移って頂く」と言う名目での補助金や市による土地買取があった場合、契約書の書き様で企業負担は無いようにも出来るでしょう。 

それは5年くらい前に、一番最初に質疑しています。この不景気のさなかに、「移転に伴っての一切の補助金や税金の優遇措置はしない。坪単価は20~25万円を考えているし、それは十分可能だ」と議会で言い切っています。 

この答弁がある中で秘密裏に優遇したら、議会を経ずに実行した特定企業に対する優遇措置となり、担当課だけでなく市長の首も危うくなります。 

議会で改めて承認を受ければ良い? そんなに甘いものではありません。それは工事の前提を覆すことですから、今の開発自体は工事差し止めの上、議会で再審議になります。 

そうなれば、計画はほぼ中止でしょう。それほど、議会議決は重いものなのです。 

>貯木場跡を埋め立てるとも聞いていますが、どうせなら競艇場を移転して、二号線からの景色を良くしてもらいたいところです。 

ご存じ無いのでしょうが、現在の競艇は市に多大な貢献をしています。過去10年を見ても収益はかなり上がっており、今年も5億円以上は市に入っているはずです。 

昨年ですかね。どこかのバカ市長が県知事に競艇収益から1億円寄付したようですが、そんな金はコロナで困っている市民に使えよと、批判ゴウゴウでしたね太郎君。 

公営ギャンブルは第二の波が訪れています。要は企画力です。未だ、道なかばですが。 

貯木場の埋め立て工事は、私が15年以上前に提言したものです。東日本大震災の後、「市町村レベルでエネルギー確保出来るようにすべきだ」と国が要請してきたので、「広島ガスと中電をコラボさせ、ガスエンジン発電所を建設し、島しょ部のゴミ処理を一手に引き受ける程の面積確保のため、県の貯木場跡地と貯木場水面の埋め立てをして、広島県西部のエネルギー特区申請をしろ」と。 

しかし、市の能無し上層部は、「他市の動向を見て・・」と答弁。ほんと少しは勉強しろよ。それを今更、貯木場埋め立てて何するのかな? 

ガスエンジンの発電所を作れば、旧廿日市の住宅戸数くらいの電気は賄えたし、ごみ処理場の無い瀬戸内島しょ部のゴミを受け入れるだけで、少なくとも年間3~5億の収益があるのに。こういうものは、先に手を挙げた者勝ちなんですがね。 本当に残念でした。

昔の話” への1件のコメント

  1. 競艇の配分金は長年0だったのが、スマホで舟券が購入できるようになったのとコロナ禍の影響で売り上げが急回復し、廿日市でも配分金が復活したのが3年程前でしたでしょうか?
    https://wsobv.com/boatrace/892
    二号線沿いの競艇組合ビルが解体されているので、景観を損ねている壁の様な競艇ビルもついでに解体して欲しいところですが、宮島口フェリーターミナル周辺が立体駐車場や広電の新駅舎等の無駄に高さのある建物が増えたせいで肝心の宮島への視界が遮られているというおかしな事になっているので、今更意味はないかもしれませんね。

    「平良・佐方」の件も「コロナ禍の影響が」とか「昨今の物価高によるコスト増が」とか色々と言い訳を繰り出して来そうな予感がしますが、「法律にやらなければいけないと書いてない事はしなくても問題ない」と言い切る次長さん(今では部長さんですが)や職員がゴロゴロしている廿日市市のこと、秘密裡どころか堂々と正面から上記の理由で優遇措置提案からの市長派議員多数の議会で承認となりかねない気もします。
    もっとも、組合に引き継いでしまえば指定管理制度同様に「あとは知ったことでは無い」と丸投げで、どうにもならなくなって結局市が尻拭いとなっても碌に責任も取らないでしょうが。