有権者の責務

エネルギー価格高騰 岸田首相「国民にも協力をお願いしたい」(日テレNEWS) – Yahoo!ニュース 4/9(土) 17:40

岸田首相は液化水素を運ぶ試みに世界で初めて成功した日本企業の運搬船を視察し、水素社会の構築を「クリーンエネルギー戦略の柱に据え、野心的な投資目標を掲げ、大胆な支援策を講じていきたい」と述べました。

この後、岸田首相はロシアへの制裁の影響で、エネルギー価格が高騰する可能性について聞かれ、次のように答えました。 「平和秩序を守るための正念場であることをご理解いただいて、国民の皆さんにも引き続きご協力をお願いしていかなければならない」

「水素社会の構築」とあるが、日本は水素社会にする必要があるのか? 水素をつくるには天然ガスか水しかない。

最も安く水素を得る方法は天然ガスのメタンを水蒸気改良で処理する方法だが、CO2が排出されるので脱炭素にはならない。 しかもこのCO2を回収・圧縮して海底や地中深く埋めてしまう「CCS」を適用することになっているが、コストもかかり、さらにCO2排出が増える。

水から水素をつくるには電気分解である。しかし作る過程で目減りするので元のエネルギーより高いエネルギーになる。これでは水素をつくらずに元の電力をそのまま発電した方がよい。無理に水素社会にしようと無駄なことをやっているとしか思えない。

もういい加減にして頂きたい。 水素社会の構築を「クリーンエネルギー戦略の柱に据え、野心的な投資目標を掲げ、大胆な支援策を講じていきたい」って、水素エネルギーの基本も知らずに言っている。

しかも、「国民の皆さんにも引き続きご協力をお願いしていかなければならない」とは、よく言えたもんですな。

今の日本のエネルギー自給率は11.8%。先進国で断トツの最下位ですよ。これはどういう意味か解ってますか? 徹頭徹尾、政治の責任です。

何をして良いか分からない程の無能ならば、即刻、総理を辞めて頂きたい。何度も書いていますが、日本が今急がなくてはならないのは原発の再稼働です。

こういう状況下で、東京に生息している緑の狸は、住宅建設にソーラーパネル設置を義務化しようとしています。本当に「馬鹿に付ける薬はない」。

1票の格差是正で、人口の多い都市部(左巻きばかり多い所)に、役立たずの夜盗国会議員が多く生まれたら、外交も防衛も知らない こんな狸や、狐や馬や鹿が議員バッチを付けて、日本をダメにするんですよ。

でも、今の政治を悪くしたのは、あなた方、有権者の責任です。どうぞ、一人でもマトモな議員を多く育てて、国会に送り出して下さい。これは有権者の責務なんです。

有権者の責務” への3件のコメント

  1. https://www.pref.hiroshima.lg.jp/uploaded/attachment/429322.pdf
    国会もですが廿日市市においても市職員の怠慢事案や不祥事を可能な限り表に出ない様にしているようですね。
    上記の不服審査請求の文面を読むと自分以外にも市政のダメな部分について問い詰めている方もいるようですが、「仕事の邪魔になるから」,「同じことの繰り返しでしつこいから」などは同じパターンで市政追及対策マニュアルでもあるのかと思ってしまいます。
    大声で怒鳴りつけるのはダメですが、虚偽の説明を繰り返す、不祥事事案の原因説明も碌に出来ない・調べようともしない挙句の回答放置や拒否を行う体質が放置されたままでは今年の新職員も早めに見切りをつけ転職するか、市役所色に染まるかでしょう。
    大幅に入れ替わった新人議員さん達には期待したいところです。
    話は変わり、相変わらず指定管理施設で複数の管理不行き届き状態が散見されるのですが、指定管理施設の運営・管理について議会期間中以外で問題点の洗い出しと指摘・指摘後の改善経過チェック等を議員さんが行う仕組みなり委員会なり存在しないのでしょうか?

  2. 発電には,石炭火力が一番安全で合理的なんですよね・・・.というと,環境破壊論者だと袋叩きになりますが,これが真実です.

    LNGも,まぁそれなりに回収できて使えるようになった分は使うというのは正しいですが,環境保全の切り札でも何でもないです.これまでは,発電委もつくことなく駄々洩れにしていた分が,多少回収できるようになった程度の話だと思ってもらえればよいです.
    LNG船が天然ガスを運ぶといっても,運んでいるうちにその半分はリークします.大気中に拡散しちゃいます.もちろん,何らかの形で酸化してCO2も出しています.
    水素タンクの性能はいかほどに? おそらくLNGよりももっとシビアでしょう.かなりの割合でリークするはずです.何せ,H+イオンは単なる陽子(プロトン)ですから,その辺の固体の原子の隙間だって平気で通り抜けます.鉄板だって平気で通り抜けます.水素はそもそもそういう物質なんですよ.

    寝るけーのさんが言うように,水素エネルギー源など地球上に存在しません.いうなれば,他のエネルギー源を消費して,水素の形で貯蔵するだけです.しかも,先ほど書いたように貯蔵自体が困難な水素ですから,こんなものを遠くから運ぶという考え方自体がナンセンスです.

    石炭は,可採掘年限も非常に長いですし,耐きちゅに放出されたCO2の多くが海洋に吸収されてそこで海洋性プランクトンによってC固定されています.それらの死骸が海底に堆積して,何万年加護に再び化石燃料となるのです.これが,地球上の生命活動による炭素サイクルです.

    繰り返しますが,私はなぜCO2の悪買いだけがこのようにクローズアップされているのか,未だに理解できません.どのような発電方式でも,エネルギーの消費形態でも,廃棄物は出ますしそれぞれ問題があります.

    冷静で,かつまともな議論をしようとしないのはなぜか,正直言って不思議で仕方がありません.

  3. もう一つ,これも部ぶっちゃけ話ですが,

    どうしてロシアがここまで好き勝手に戦争できるのか? 

    ・強大な軍事力があるから? 違います.というか,彼らの戦力の古臭さ,非合理さは今回のウクライナ侵略ではっきりと証明されましたよね.
    ・強権的な政治だから? これも,原因としてないわけじゃないですが,リシアより自由な政治をしているはずの覇権国家米国だって,見る人から見れば世界中で勝手にやっています.
    ・国土が広く,人口も多いから? いや,これも広いだけで使えない土地だったら,たいして意味はありません.

    ・ロシアの強さ,これも元来はエネルギー論から考察するのが一番合理的です.

    「石油,石炭,天然ガスを自国の中に持っている」

    これにつきます.代替燃料がどうだとか,クリーンエネルギーが銅だとか騒いでも,でもそんなの関係ねぇ! 結局は化石燃料を握った連中が,世界でばんをはっている,これだけのこと.それが,今回のウクライナ侵略ではっきりと見えただけ.

    そういう意味で言うと,資源アウタルキーがさっぱりな日本が,世界の中で貢献を発動することはなかなかできない・・・,となるの出が,それも実は間違いで,日本領海の改訂にある莫大な資源にとっとと手を付ければOKというのが,実の所なのですよね.
    ちなみに日本には,黒いダイヤ=石炭はあります.掘り方によっては,まだまだ産出してもおかしくないはずです.

    化石燃料を抑えること=国家の力.そこには何一つ,理性的なルールなどありません.これが,世界の現実です.そのことを見据えて,EUの裸の王様ドイツは行動しなければならなかった.いわんや,日本もです.

    先進国の環境論者たちがいくら騒いだところで,世界の化石燃料使用量は,年率2%程度で増加傾向です.すなわち,今後も化石燃料争奪戦が繰り広げられます.そして,その源泉を持っている国は,今後もどこまでも強気でしょう.
    その強気を「環境論のへなちょこ理想論」でくじくことができるなんて・・・,考えない方がいい.

    「世界を勝ち抜く=化石燃料を確保する」です.

    無論,私とて,こんな考え方は大嫌いですよ.何とも野蛮な人間だと,自分を冷徹に見つめるもう一つの目があります.しかし,私は続けます.

    「石油の安定確保のために!! 原子力発電所も稼働せよ!!」

    これが,一貫して私の意見です.