戦況の一端

ウクライナに派遣されるために集められた5000人のロシアの契約軍人が戦うことを拒否した。背水の陣のウクライナ兵の戦いに侵略軍のロシア側の損害が多いためである】という報道がありました。

現地の色々な情報を分析して、確実な処を拾ってみると、大体の今の戦況が見えてきます。

最初は「2月26日の午後2:48」の戦況Twitter。2番目が同日の午後9時の「ロシア軍戦死者ゼロ」。3番目が、翌27日の午後9時の「ロシア軍参謀総長を解任」。詳しくは下記の文章を。

ロシア男性の平均寿命は64才。プーチン大統領は1952年生れの70才です。今の顔のムクミを見ると、何らかの基礎疾患があると思われます。これだけでも、プーチンの焦りが判ります。

mssn65 @jpg2t785 ウクライナ政府公式によると、ロシア軍の戦死者は3500名以上、捕虜200名。電撃戦を試みたが失敗したようだとのこと

*引用ツイートMyroslava Petsa @myroslavapetsa 『As of Feb 26 morning, Russia’s suffered 3500+ fatalities, ≈200 POWs. They planned a blitzkrieg, but failed. This past night paves a way for talks and it’s Ukraine who’s going to set conditions here – Mykhailo Podolyak, advisor to president Zelensky』 午後2:48 · 2022年2月26日·Twitter for Android

【上記の翻約文】 2月26日の朝の時点で、ロシアは3500人以上の死亡者、200人の捕虜受けました。彼らは電撃戦を計画したが失敗した。この夜は協議の道を開き、ここで条件を設定するのはウクライナです – ミハイロ・ポドリャク、ゼレンスキー大統領のアドバイザー

保守速報 @hoshusokuhou 【速報】「ロシア軍、死者ゼロ」 ロシア国防省が報告 hosyusokuhou.jp 午後9:00 · 2022年2月26日

保守速報 @hoshusokuhou 【速報】プーチン大統領、ロシア軍参謀総長を解任 hosyusokuhou.jp 午前1:00 · 2022年2月27日

国旗の下、祖国のために日々戦っておられる方々や、大切なご家族の無事を心から祈っています。

戦況の一端” への3件のコメント

  1. 寝るけーのさん,おはようございます.

    >現地の色々な情報を分析して、確実な処を拾ってみると、大体の今の戦況が見えてきます。

    さすがですね.私は,逆に,情報錯綜が激しすぎて,何がなんだかわけわかめです.世界がネットでつながっていて,何でもかんでもすぐに見える,分かる時代になった・・・というのがいわば常識なのでしょうが,こと戦局の実際については恐ろしいまでに見えてこない.

    もちろん,状況証拠を集めると「意外なほどのウクライナの善戦」という予想がつきます.しかし,実際のところはよく分からないのですよね.キエフのどこまでロシアが来たのか? 来れないのか? 制空権が取れたとか取れないとか言っていますが,それでも核ミサイルは飛ばせますから.

    そんな,わけわかめ状態の私が一番印象的だったのが,のんきにも,「キエフの空港においてあったアントノフAn-225「ムリーヤ」が爆破された」とのニュースです.
    https://you1news.com/archives/50002.html

    アントノフもウクライナか・・・.前にも書きましたが,ソ連はその科学技術,軍事技術のかなりの割合を現在のウクライナに頼っていたことは前にも指摘させてもらいましたが,まさかアントノフまでウクライナ製だったとは! そうじゃないと,この飛行機,間違いなくロシアにあるはずですからね.

    この一件をもってしても,ウクライナはますます「単なる弾よけ」なんかじゃありません.「ロシア組(旧ソグループ,今はロシア連邦の外側も含めての組み,ワルシャワ条約組?)にとっての核心的な利益,科学技術・軍事技術拠点」なのですよ.そりゃ,どんなことがあっても手放したくはないでしょう.丁度,米国にとっての日本と似ていますね.

    また,それと同時に,これら科学技術・軍事技術の高さが,ウクライナが現在善戦している「強さ」の理由でもあるはずです.東欧にある田舎国家の一つなんてことはない.とんでもない誤解ですよ.

    とかまぁ,そんな「知っている人にはとっくに常識,え? 今まで知らんかったの?」程度の気付きを,何周回遅れかでやっとしているの言うのが私のせいぜいのところです.

    あともう一つ,印象的だったのが,
    トランプがウクライナ軍に供与した,対戦車ミサイル「ジャベリン」が役立っている
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220226/k10013502311000.html

    という報道です.今回は開戦しても表面的にはNATOも米もなんら動く様子が見えず,冷酷よのうと思っていましたが,上記の記事を見て,なんて言うか,おそらく水面下でいろいろとやってるようにも感じるようになりました.

    いずれにせよ,高次元な情報戦には,ネットの情報もほとんど歯が立たないのですよね.いわんや,マスゴミはさらにゴミですが(週末も,テレビ報道など一種たりとて確認しませんでしたね).

    そんな状態で言うのもなんですが,希望的観測ですが,このままロシアが腰砕けになれば,第3次大戦が少し遠ざかることになる.そのことに,のんきに胸をなでおろしております.

    ウクライナ,頑張れ!

  2. いくつかネットサーフィンしているうちに,これは分かり易い,納得できるという動画を見つけました.

    本当に基本的なことですが,それをしっかりと,冷静に説明されているところが素晴らしいです.

    【元海上自衛隊幹部が解説】地政学・ウクライナ編【ロシア】【NATO】
    https://www.youtube.com/watch?v=GgAdvPspqNs

  3. 上の書き込みより一日経ちましたが,今度こそ私にも「形勢逆転」と読み切れます.

    >永世中立国スイスがEUの対ロ制裁導入、過去の方針転換

    これで,プーチンは終わりましたね.今までは数多の人間を暗殺してきた魔王のような立場だったのが,これからは「自分にいつ銃口が向けられるかをおびえる立場」になり替わりました.

    さてここからは,先読みです.当たるも八卦,当たらぬも八卦.まずわかるのが,こうなったらもうどのような形で戦争を終えようとも,プーチンの信頼は二度と回復しないでしょう.つまり,プーチンには「殺されるか,逃げるか」の2択しかありません.あとは,どこに逃げるか? です.

    ほとんどの国がプーチンの受け入れなんて嫌がるでしょうね.どう考えたって,メリットよりもデメリットの方がよっぽど大きいので.米をはじめとした西側は考えられませんし,ワルシャワ条約機構のロシア衛星国じゃ,こんな大物抱えきれません.中共でさえ,難物ですよ.ということで,消去法の結果,受け入れに同意する可能性があるのはUAEぐらいじゃないかと思います.

    プーチン国外逃亡,ロシア国民からすれば元国家元首の暗殺という結末よりかは後味も悪くないでしょう.ただしいずれの結末になろうとも,今回の戦争の全責任をプーチンのせいにして,その他のゴタゴタにはしらを切り続ける必要はあるでしょうね.

    ウクライナのEU加盟の今後の国際社会への影響の大きさは,正直私にもよく分かりません.でもこれってNATOへの加盟どころではない,強烈な西側同化政策であることは間違いありません.普通に考えたら,ロシア連邦の消滅に確実に繋がります.

    これは何度も繰り返し書きましたが,ウクライナは間違いなく,東側諸国の中で筆頭の科学技術力&経済力を誇る国です.ここにさらにEUという盾が加われば,著しい経済発展が容易に想像できます.すると,周辺諸国も含めて「自分もそっちの側につきたい!」という思いがさらに高まるのは必至です.東欧の多くの国の人々の心を,ロシアから引き離す強烈なドライブになります.

    そもそも論ですが,これ(ウクライナの西側諸国かと,ロシアを超える経済発展)を防ぎがたいために,ロシアは今までウクライナをなんとかかんとか子飼いにしてきたわけですよね.しかしプーチンの愚策により真逆の結果になってしまい,それと同時にロシアは国家存亡の危機に陥りました.

    これを,ロシアの国民が,また東側諸国が,どのような目で見つめ,判断していくのか・・・,繰り返しますが,私にはとんと分かりませんが,あまり悲劇的な結末に至ってほしくないという思いは,確かに,あります.