選択肢の1つ

>文句があるなら議員になったら?論も意見を言いたければ社長になってからしろ的な感じでピンときません。

ご意見を見逃していました。申し訳ありません。「文句があるなら議員になったら?論」と書いておられますが、本気で廿日市市を変えたいと思われるなら、今からでも市議会議員になられた方が早道ですよとお答えしました。

私は28才で地元に帰ってから会社を起業し、若造ながら町商工会の末席に座らせて頂きました。地元は祭が多い所なので、若者を集めて祭りに参加していたら、そのまま消防団に入れられて、35才くらいでPTAに入り、気が付いたら、色々な役職についていました。

その役職の中では毎年、数々の廿日市町への要望が上がるので、その度に陳情に伺っていたのですが、全く聞き入れて頂けません。どうすれば良いのかとお尋ねした処、「地元の議員さんからは、何もお聞きしていませんから」という回答でした。

長くなりますので多くは割愛。 24年前の市議会議員選挙で、私の地元から3人の立候補者が出て、全員落選。地元に入るはずの予算が次々と消えていく状況を見て、役所に問い聞きに行くと、「あんたらが地元の議員を落としたんじゃけえ、しょうがないじゃろ」と言われました。

動機はそれほど単純ではありませんでしたが、その言葉で私の赤いスイッチが入ったのは事実です。中途半端で10年以上放置されていた駅前再開発等の整備を公約に掲げて、2年半後の補欠選挙で立候補し、約18年で、公約は全て完了しましたので、21年半の議員人生にケジメを付けたのです。

議員っていうのは、皆さんが思うより力があるんですよ。ほとんどの議員さんは、それが分からずに終わっていますけど。。議員になって始めて、担当課に行って要望事項を並べたら、ほとんどの件は次の議会中に報告してくれました。その変わりようには驚きましたけど。。

予算には優先順位がありますから、ごり押しはいけませんが、当然の意見は言うべきです。どうしても職員が理解出来なければ、「判った。議会でお宅の部長に質問するよ」と言えば良い。これは議員の権利でもあり、義務でもありますから。

この度、地元からは72才の新人の方が当選されました。今回当選した最高齢者は76才です。もう一度言いますが、本気で改革を望まれるなら、立候補という選択肢は捨てるべきではありませんよ。

選択肢の1つ” への1件のコメント

  1. 角田さん、こんばんは。
    ご丁寧にありがとうございます。
    角田さんが立候補された時から現在まで「市民の市政参加」、「市職員のレベル」という点ではあまり変わっていない状況なのですね。
    立候補については現状では選択肢にありませんが、自分の出来る範囲で世の中少しはマシになる様気を付けていきたいと思います。