鷹の目

>「自ら植民地化していくパターン」

政治家には、「蟻の目」と「鷹の目」が必要と言われていますが、一旦、高度な官僚機構に組み込まれた者は、よほどの信念が無い限り、特殊な「選民思想」に浸ってしまい、「鷹の目」が薄れていくのではと思っています。

やはり、官僚主導政治の限界でしょうか。官僚出身の政治家にも共通した「視野の狭さ」があります。

「蟻の目」とは2Dの平面視野であり、「鷹の目」とは高高度3Dの立体視野です。政治家の価値とは、どのような事象でも、如何に視野を広く取って成否を判断出来るかだと思いますから、「蟻の目」での現場経験と、日頃培った広範囲な知識(鷹の目)とを適度に合わせれば、それほど間違った判断には成らないと思っています。

かつて、宮澤総理の訪韓前に、慰安婦問題の鎮静化を図った官僚の浅知恵「河野談話」。これなどは、外交を国内対応と同様に考え、例え先方が間違っていても、「こちらから謝れば解決できる」と判断したものです。まさに、場当たり的な「蟻の目」外交。ここにも、日本の病理の縮図があった訳ですね。

江(沢民)の傭兵

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