*コメ高騰の「犯人」岸田文雄は「首相再登板」を考える前に自分の「失敗」を検証すべし 2025‐6‐10
岸田氏は6月8日、フジテレビの「日曜報道 THE PRIME」に出演した際、番組では米価格が岸田政権時に1.8倍になり、石破政権に代わって1.3倍になったとされた。農林水産省によると、全国のスーパーで販売された米の平均価格は、2024年6月頃までは5㌔当たり2000円から2200円で推移していたが、8月には2600円を超えた。更に価格は上がり続け、9月には3000円を超え、10月には3400円に。
*備蓄米を求めて近隣店舗を巡ると…コメ価格の4極化がますますクッキリ(木野活明/ジャーナリスト)2025‐6‐24
「これ以上の値上げはないと見込んで卸問屋のキャンセルが増え、抱えている米を手放し始めています。今後さらに値下がりが予想されます。他の商品同様に銘柄米、ブレンド米、備蓄米、輸入米と価格の4極化がよりはっきりしてくるでしょう」
岸田自民党が昨年、南海トラフ地震の危機感を必要以上にあおった事で、米を投機対象と見た仲卸業者が、市場に出す量を制限して値を釣り上げたというだけの、今の米不足。
勿論、市場調査や米の作付け予測を、例年の通りに、適当にしてきた農水省の責任は重いけど、真面目にしとけば、昨年の米不足等は問題にもならない程度だったはず。
しかし、低俗マスゴミは、「米が無い!」という新ネタで、新米が取れる前の品薄市場を面白おかしく報道し始め、米の仲卸業者たちは、千載一遇の好機と見て、米不足を演出したら瞬く間に米価は2倍に高騰。
そうなると、JA全農等の大手も、米を倉庫から移動することなく、帳簿上の取引だけで5次層もの仲卸業者を介して、中間搾取し放題のぼろ儲け。
「浜の真砂は尽きるとも、世に盗人の種は尽きまじ」って、辞世の句を詠んだ石川五右衛門も真っ青な、令和の米騒動の顛末ですな。
どう転んでも、今4000円で並んでいるスーパーの米が2000円になる訳はないのです。
参議院選挙までには、小泉進次郎のメッキも完全に剥げているでしょう。
自民党の保守には残って頂きたい気持ちは有りますが、今の石破政権では、大敗を避ける事は出来ないと思います。