「首相が退陣の意向を固めた」との一部報道が伝えられた23日夜、首相は周囲に「古い自民党には戻したくない」と強い口調で語った。
首相が「古い自民党」として強く意識するのが、「石破おろし」を主導している面々だ。首相は「石破おろし」は本来は解散しているはずの派閥単位による政治行動であり、とりわけ派閥の裏金問題の震源地だった旧安倍派が活発に動いているとみているからだ。
首相は周囲に「こんなでたらめをやられてたまるか。だれがここまで自民党を駄目にしたんだ。自分のことしか考えていない」と強い憤りを見せる。(抜粋)
石破よ。お前は、岸田という「古い自民党派閥政治」のお陰で総理になった男だ。
そのお前は、自民党だけを見ても、衆議院選挙で56、参議院選挙で13もの議席を減らし、衆参両院とも与党の過半数を維持できなかった。
都議会までは詳しく書かないが、そこでも相当な負けをくらい、私の古い友人もその余波を受けた。言わば、石破政権はスリーアウトのチェンジなんだよ。
「こんなでたらめをやられてたまるか。だれがここまで自民党を駄目にしたんだ。自分のことしか考えていない」という言葉は、そのままお前に返してやるよ。