トップの責任

石破茂首相、続投に意欲 臨時国会前にも両院議員懇談会開催へ2025‐7‐21

自民党は21日、党本部で臨時役員会を開き、今後の政権運営などについて意見を交わした。石破茂首相は米トランプ政権との日米関税交渉に触れ、「やるべきことがある。その責任を果たしていきたい」と述べ、続投に意欲を示した。木原誠二選対委員長が役員会後、記者団に答えた。

 木原氏自身の責任については「総裁、幹事長にも相談しながら決めていきたい」と述べるにとどめた。

 出席者によると、森山裕幹事長から参院選を総括する検証委員会を立ち上げるとともに、8月上旬に想定される臨時国会前にも両院議員懇談会を開く考えが示されたという。

 役員会では今回の執行部の対応に「党内が持たない」といった批判の声も上がったといい、首相は難しい対応を迫られている。【鈴木悟、高橋祐貴】

 今回の選挙の焦点は、明らかに「物価高・減税」だった。それなのに、石破も森山幹事長も、「国民を守る」ではなく「消費税を守る」と言った。。。だから負けた。

森山幹事長の地元鹿児島でも、前参議院議長で自民党重鎮「尾辻秀久氏」の三女朋美さんを、自民党の公認から外した事で、彼女は立憲に入党して戦う事となった。

結果、自民党王国鹿児島で自民党は初めて敗北。79歳の森山自身の、後釜に据えると言えば良かっただけの話なのに。。。

要するに、「戦術は有っても、戦略が無い」ド素人選挙を、昨年の衆議院選挙から、アホのように続けているから今回も敗北したのだ。

18日に石破は、来日したベッセント長官と会ったが、まるっきり相手にしてもらえなかったようだ。8月1日の関税交渉期限では、25%関税丸呑みという事態になる可能性が高い。

それなのに、「比較第一党の責任」と偉そうに、総裁辞任から逃れている。まさに、多言を弄するも具体性もヤル気も無い「言い訳会見」だった。

トップの一番大事な仕事は責任を取る事」である。

衆議院選・都議会選・参議院選と負け続け、公明党を入れても議会の過半数が取れなくなった「与党の責任」はどう取るのか?

そして、このような「総理の椅子にしがみ付くだけのブ男」を、総裁選で選んだ自民党議員達の責任も問わなくてはならない。 岸田! 次期総裁を狙っているようだが、諸悪の根源はお前だよ。

 

悲喜こもごもの結果

「1人2万~4万円の現金給付」自民・公明大敗で実現怪しく 一方、野党が訴えた「消費税減税」は…2025‐7‐21(要約文)

自民、公明両党が大きく議席を失い、物価高対策として公約した全国民への1人2万~4万円の現金給付の実現は黄色信号がともる。多くの野党が訴えた消費税減税も、税率や財源などで足並みはそろわず、実施に向けハードルは高い

消費税の税収は社会保障財源にもなっているため、野党が要望する減税は社会保障の削減につながる可能性がある 一方、ガソリン税の暫定税率廃止は、実現の見通しが出てきた

企業・団体献金の廃止や選択的夫婦別姓は、自民党の反対で先送りされていた。議席を伸ばした参政党は企業・団体献金は廃止、選択的夫婦別姓の導入は反対を主張してきており、今後の議論に影響しそうだ。(川田篤志) 

昨夜は11時半頃に、京都の西田昌司さんの当確が出たので、一応、就寝。夜中3時に起きて、自民党全国比例を見ても、上位5人くらいしか分からず、また就寝。

7時ごろ中国新聞朝刊を見ても、分かったのは自民党の52が39議席になって、公明党と合わせて与党47議席になり、過半数割れをした事ぐらい。

でも、KY石破君は、やはり辞任する気は無い。そりゃそうですよね。総理を無理やり辞任させるには、「総裁リコール規定」に沿って、自民党国会議員と都道府県自民党代表者による選挙で、過半数を取るしかないのですから。

6月の国会中に、内閣不信任決議をしておけば良かったのに、立憲の野田代表が、「衆参同一選挙等、短期間ではとても準備できない」と、ビビって、唯一のチャンスを逃してしまった。

もし、不信任が可決されれば、確実に解散総選挙だったのですが、そのチキン♡野田の判断で、立憲も現状維持の議席に甘んじる事になったのです。もし、解散しておけば、あと5くらいは議席が伸びたかも? と思います。

上記のように、2万円のバラマキも消えるようですが、ガソリンの暫定税率も消せるかも知れないって処が、少しは救いになりますかね。

書く事が多すぎて悩みますが、佐藤正久さんを含む、全国比例の保守系の皆さんの結果も良く分かりません。誰か教えて下さい。