日本の食文化の復活

安倍首相、麻生財務相の地元で鯨食文化も… IWC脱退した日本の行く末 AERA dot. – 2018年12月28日

鯨類は80数種あるとされ、シロナガスクジラのように絶滅の危機に瀕したものもあれば、日本が捕獲してきたミンククジラのように数が増えているものもある。日本の調査捕鯨により、クジラが大量の魚を食べている事実もわかっており、クジラを保護するだけでは海の生態系全体のバランスにさまざまな影響を与えるのではないかという指摘もある。

 菅義偉内閣官房長官は会見で「科学的な根拠に基づき持続的に資源を利用する基本姿勢に変わりない」と強調している。

 一方、日本国内では、多くの日本人にとって鯨食の文化はすたれてしまっていると思いがちで、なぜ今さらIWC脱退なのかという疑問もある。ここでも、日本の地域性が色濃く出てくる。

 ある政府関係者は「北海道や福岡、長崎、佐賀や山口などにはクジラを食べる文化がある」と話す。捕鯨・鯨食は国内でも地域性が強いようだ。山口県といえば安倍晋三首相、福岡県といえば麻生太郎副総理のそれぞれ出身地盤でもある。水産庁によると、国内の鯨肉需要は年間4000~6000トンぐらいあるという。【終わり】

これが北欧の捕鯨の現状です。

何だか、反捕鯨国のオーストラリアやニュージーランドらが、「日本帰っておいで~」なんて言ってますが、所詮、日本の消費者の牛肉離れが怖いだけ。

 昔の日本は、肉と言えば鯨肉。牛なんぞは、高過ぎて食えなかった。商業捕鯨で、安くて美味しい鯨肉が市場に出回っても、オージービーフは、それなりに売れますよ。私は、鯨肉に戻るけど(笑)

*環境問題の視点からも、牛肉より鯨肉↓

「温暖化ガス排出食」の王者は牛肉、畜産分野の約80% 

http://www.afpbb.com/articles/-/2572329

2009年2月16日 18:23 発信地:シカゴ/米国 [ 北米, 米国 ]

牛肉は生産過程が非常に非効率であると同時に、ウシ自身が呼吸や排泄物などで温室効果の高いメタンガスを多く排出するからだと言う。ダルハウジー大のネーサン・ペルティエ(Nathan Pelletier)氏が15日、米イリノイ(Illinois)州シカゴ(Chicago)で開かれた米国科学振興協会(American Association for the Advancement of Science、AAAS)のシンポジウムで報告した。

 全世界の温室効果ガス排出の18%が畜産業関連と言われ、中でも牛肉生産による排出量が最も多い。ペルティエ氏によると、先進国の食肉消費のうち牛肉が占める割合は30%に過ぎないが、畜産業全体の排出ガスの78%は牛肉生産に起因している。

 ウシが食用処理されるまでに食べる穀物の量や、ウシのたい肥から発するガスなどを見ていけば、牛肉にかかっている本当のコストが明確に分かる。例えば牛肉1キロの生産過程で排出されるCO2は重さ16キロ相当で、同じ1キロの豚肉生産の4倍、鶏肉に比べれば10倍以上だという。ペルティエ氏は、牛肉から鶏肉に変えるだけでも、排出ガス量は70%削減できると指摘した。【終わり】

 鯨には飼料は要りません。大量のCO²のゲップもしません。排泄物は全て小魚やプランクトンが食べてくれます。また、サバやイワシのような小魚類の資源保護の為にも、鯨の頭数を管理する必要がありますから、捕鯨は一石何丁もの利点があるのです。

 今はほとんど鯨が市場に出回らないから消費が無いだけ。安価で高たんぱく低脂肪の鯨肉が出回れば、健康志向の若い女性が無視するわけがない。

 日本の食文化の復活は、これからの観光の目玉にもなります。

ついでに、韓国艦が今回のレーダー照射をした場所を見て下さい。領海は、低水面のラインから約22㌔、低水面から約370㌔がEEZですが、地図で見ると、ほとんど領海ギリギリです。

こんな場所に、北朝鮮の船と韓国の船が居たのですよ。何のために居たかを問題にしなくてはなりません。