日本のエネルギー政策って?

行橋市 小坪しんや議員のブログより(抜粋)https://samurai20.jp/2018/07/pv3/

太陽光パネルの危険性について

関東地方における火災事例

「工場建屋の屋根上にPVを設置している工事期間中に出火した。まだ発電の運用は始めていないときであった。

屋根上へのモジュールの設置が終わり、接続箱やパワーコンディショナへの配線のつなぎ込みを残して休日を迎えたため、配線の端部をビニルテープで巻き、屋根の上にまとめて放置して作業を終えた。

雨が降った後に晴天になり、まとめてあった配線端部から出火した。

配線端部の処理としてビニルテープを巻いていたが、ストリング毎に+端子と-端子を一緒にビニルテープで巻いていたということで、雨の水がテープ内に浸み込み絶縁が悪くなったところで日射により発電が開始し、端部の両極間で絶縁不良により出火にいたったと考えられる。」

この事例が最もわかりやすいのではないか。

 「スイッチがない」(オンオフできない)という恐ろしさ伝わっただろうか。施工作業中に太陽が照ったため、発電を開始してしまったのだ。 結果、出火してしまった。

もちろん絶縁不良という問題は指摘されるべきだが、スイッチがないゆえ、「ONの状態」に入っていることを無意識に忘れてしまう可能性は高い。 これがOFFできない問題点である。これは施行中であるが、設備が損壊した状態であっても同様のことが言える。「OFFできない」とは、こういうことである。(終わり)

感電は、様々な要因によって人体に電流が流れて傷害を受けることをいうもので、電流は身体が水に濡れている等の電気抵抗が低い場合に流れやすいと言われています。

私は、地元消防団に長く居たものですから、色々な火事現場も経験しています。焼死体も溺死体も見てきました。

その私が一つだけ誇れるのは、私が現場指揮者になってからは、団員の死者・怪我人を一人も出さなかった事くらいです。

例えば、街中の家屋の火事の時には、つつ先を噴霧にして、高圧電線が生きているかどうか確認する事(消火ホースの先には、長さ60㎝くらいの真鍮製の「つつ先」と呼ばれる物が付いています。 まず、現場に適度に近づき、つつ先の先っぽにあるバルブで水の勢いを調整して、自分が濡れないように道路に水をかけ始めます。 住宅街では、高圧電線が2階屋根の高さに通ってますから、次にバルブを全開にして水の放射角を最大にしつつ、筒先を徐々に上げていき、電線と濡れた道路に、同時に水が掛かるようにします。 電線に電気が通っていれば、多少のショックはありますが、ゴム長靴を履いていれば、電気自体は足元の水を通って逃げますので、感電死する事はありません。 その後、消火しながら電力会社に連絡して、地域の電気を止めさせます)・・ちょっと、説明が長過ぎですね。すみません ^^;; (でも、感電事故等で何十人もの全国の消防団員が死傷していますから。)

太陽光パネルの件は、ベテランでも経験の無い事ですし、恐らく現場の消防団員は判らないでしょう。 屋根にソーラパネルが載っている住宅の火災では、もろに放水感電の危険性があります。

また、廿日市市も山間部では、あちこちにソーラーパネル群がありますから、林野火災などで、直接パネルに放水すると、水圧が高いため大変な事故の可能性があります。 今回は、私の議会広報誌に書いて、それを市内消防全部隊に配布するつもりです。

さて、この度の水害でも、多くの太陽光パネルが破損し、濁流と共に流されています。 JR線傍の崖地上側に設置してあったメガソーラのパネル群も、崖崩れの際に線路側へ崩れ落ち、かなりの期間、列車をとめてしまいました。

今の世論では、反原発の流れを押し留める事は、非常に難しい状態になっており、「原発を全て廃止して、クリーンで安全な太陽光や風力発電にすべきだ!」という意見は、保守系を含めて過半数をはるかに超えていると感じております。

しかし、ひとたび想定外の災害・事故が起きた時、理想と思われた物の脆弱性・危険性が、目の前に現れてきます。

私がゼメコンに入社した頃には、夢の断熱材と言われた「アスベスト」や、理想の冷媒として世界中で使用されていた「フロンガス」等も、今や悪魔の贈り物。  

太陽光パネルは、内部に大量のカドミウムが使用されたものが多く、パネル取替えで違法に破棄した時や、事故や災害で破損すると、有害物質が飛散して雨と共に河川に溶け出し、水俣や富山の「イタイイタイ病」の発症と同様、大きな社会問題になる可能性が高いと思われます。

マスゴミは今回、太陽光パネルの世論を注視しながら「放置」しています。何故か?

特亜3国の為に、出来るだけ反原発の旗を降ろしたくないからです。 ですから、どこまで、この危険性に国民が気付くかを見ている。

常に社会正義は自分達にあると勘違いしている輩ですからね。

今日の朝刊にも、「政府のエネルギー基本計画が4年ぶりに改正されたが、原発の建替えの是非には触れなかった。計画通り原発比率20~22%を維持するなら、古い物を廃炉にし、最新鋭の原子炉の建替えに言及しないのは無責任である」とあります。

この夏の猛暑、既に東電の使用電力量は、4~5日前に98%となり、他の電力会社から緊急送電を受けた。(98%というのは、満席のジャンボジェット機が高度100mで水平飛行している状態という)

安定した送電能力は、日本の安全保障の要です。

民主党政権の小宮山大臣が、最後っ屁のように放射線量の基準を、一年間で1㎜シーベルト以下にすると言って辞任しました。

しかし、日本で自然に受ける1年間の平均放射線量は1.5㎜シーベルト。すでに基準値を越えてるやないか!

岡田が、恐怖に震えて現地入り

世界平均は1年間2.4㎜シーベルト。 X線検査は1回最大5㎜シーベルト。

原子力安全委員会の指針で「健康への深刻な影響が懸念される」数値は、50ミリシーベルト(5万マイクロシーベルト)。 これを目安に「避難」を指示する。

実際、500ミリシーベルト(50万マイクロシーベルト)を一度に受けた場合は、リンパ球の減少がみられる程度であり、一年間で何ミリシーベルト以上の被爆で、体はどうなるのか? 以下の通りのようです。

【驚愕】宇宙飛行士は一日で地球上の180日分の放射線を浴びていた

宇宙飛行士は1時間あたりに直すと40マイクロシーベルトの放射線を浴びています。更新日: 2012年10月28日

さらに宇宙で働く宇宙飛行士は、1日に1ミリシーベルトの放射線を受けていて、地球上で受ける半年分の放射線の量を1日で受けることになります。

また、宇宙飛行士は、生涯に受ける宇宙からの放射線量の上限が宇宙飛行士ごとに600〜1200ミリシーベルトと決められています。(2009年に国際宇宙ステーションに滞在した若田光一さんは上限900ミリシーベルトと決められています)

「宇宙飛行士が1日で浴びる放射線の量は通常の人の4~6か月分、しかし発ガンリスクは最大3%上がる程度」―宇宙航空研究開発機構(JAXA)の古川聡宇宙飛行士は2011年3月22日、記者会見に登場し、放射線を浴びるリスクについてこのように述べた。

通常、人が生活していて浴びる放射線の量は1年に2~3ミリシーベルといわれるが、古川氏によると国際宇宙ステーション(ISS)では1日で1ミリシーベルの放射線を浴びるという。

古川氏のようにISSに6ヶ月程度滞在する場合、それだけで約180ミリシーベルの放射線を浴びることになる。宇宙で浴びる放射線量の多さについて古川氏は、これは許容できる範囲のリスクだと話した。(終わり)

どう思いますか? 東北の放射能汚染地帯の避難指示は、どこまで正しかったのか? 今回、被爆死した人は居なかったですが、避難して亡くなった方々の数は、いまだに増え続けています。