偏った資料では偏った結論になる

【戦後70年】太平洋戦争の「暗号」全部筒抜け?真珠湾攻撃、ミッドウェー海戦(原勝洋・荻上チキ) – YouTube

この33分くらいから、『真珠湾攻撃の2日前、ハワイに居た日本のスパイから「真珠湾に空母がいない」とJ19暗号電文を送り、それさえも米軍に解読されていた』と話しておられます。これ程の大事な情報を、ハワイ近海に居た南雲中将に知らせない訳はないでしょう?

あえて原勝洋氏の証言を使いますが、日本海軍の少なくとも暗号受信電波は、真珠湾攻撃の2日前に傍受されていたのですから、米軍は日本海軍の位置情報を掴んでいたと思われます。

真珠湾に空母エンタープライズとレキシントンが居なかった件も、表向きは通常の運用計画で出向していたと言われましたが、12月5日には帰港する予定が、7日の真珠湾攻撃が終わるまでオアフ島北の洋上にいたのも事実です。

あの好戦的なハワイのキンベル海軍将の意思で、大人しく隠れていたとは考えにくいので、大統領の何らかの指示があったと思うべきでしょう。

この流れでいくと、『米大統領は、ハワイを「アラモ砦」のように利用して、好戦的な世論を作った』と批判され、再選は絶望的になりますから、アメリカとしては「日本が卑怯な奇襲攻撃をした」というのは譲れない処なのです。

「真珠湾奇襲」は嘘だった!! ── アメリカの対日先制攻撃 (teikoku-denmo.jp)

しかし米海軍は、日本軍の真珠湾奇襲攻撃の1時間20分前に、公海上にいた日本の潜水艦を撃沈しています。又、それ以前のシナ事変の件。

蒋介石軍を裏から支援していた米国は、現地シナ人では飛行機が操縦出来ないので、フライングタイガーとして米兵を傭兵のようにして、堂々と対日参戦しています。

「卑怯者はドッチや」と、いうこと。

この程度の歴史を、改めて書かなくてはならないのは、私的にはトテモ無駄な時間なので、これで打ち切りにします。

突っ込みどころ満載の 日本の朝鮮植民地支配 (y-history.net)や、個人的な思いが公表できる「ウイキペディア」、噴飯もの映画「トラトラトラ」等のクダラナイものを、もう参考文献のように使わないで下さいね。宜しく!

偏った資料では偏った結論になる” への1件のコメント

  1. 角田さんの反証もお終いという事なので、私もこれでお終いとしておきます。
    https://www.jiji.com/jc/article?k=2021110500970&g=soc
    原勝洋さんという方なので同一人物と思いますが、
    ・「日本の暗号電は米海軍と陸軍の諜報(ちょうほう)班に傍受、解読され、開戦準備の動きは把握されていた。『奇襲攻撃があってもハル(米国務長官)は大統領同様、驚かないだろう』と記した米海軍内の記録があるのが証拠です」と語る。

    ・「米海軍は、真珠湾が最初の攻撃目標とは知らなかったが、目前の危機に警告を発し、身構えていたというのが原さんの見解だ。」

    とあります。
    これは映画「トラ・トラ・トラ」の描写通りですね。
    フライングタイガースも戦闘参加は開戦後の様なので、それまでの事前準備は日本の拡大路線に対応する為の国家戦略の範囲内ではないでしょうか。
    ドイツも三国同盟締結後も中国支援を続けていたそうですから。

    潜水艦の件は「ワード号事件」の事と思いますが、これも「トラ・トラ・トラ」に描写がありましたし、「公海上」でなく
    「甲標的がアメリカ領海内のハワイ準州の真珠湾周辺にある航行制限区域に侵入していた。」
    「キンメル大将は日本軍による奇襲を警戒し「国籍不明の敵対的行動にも躊躇せず攻撃せよ」との事前通告を出していた。   ウィキペディアより
    のとおりであれば、なんら非難する点は無いでしょうし、
    「仮にこれを警告なしに砲雷撃したとしても、国際慣習法上これは正当な防衛行為(不審船の撃沈)に相当すると解される。」
    だそうです。

    角田さん書かれた「公海上」の解釈は分かりませんが、歴史上の事案を検証するのは面白いものです。