「高市首相」誕生の公算…維新、立憲民主と国民民主に統一候補協議の打ち切りを通告 2025‐10‐17
自民党の高市総裁と日本維新の会の藤田文武共同代表は17日、連立政権の樹立に向けた2回目の政策協議に臨み、維新が実現を求める12分野の政策項目を巡り意見を交わした。両党は協議後、「大きく前進した」との認識を表明した。20日の合意を目指し、詰めの調整を急ぐ。維新は、21日召集の臨時国会での首相指名選挙に関し、立憲民主、国民民主の両党に協力の協議を打ち切ると伝え、高市氏が首相に選出される公算が大きくなった。
維新の12項目の概要
- 副首都構想: 地方分権を進めるための副首都の設置を提案。
- 憲法改正: 憲法の見直しを求める姿勢を強調。
- 教育政策: 教育の無償化や質の向上に関する施策。
- 税制改革: 所得控除の見直しや企業団体献金の廃止を含む税制の改革。
- 政治とカネ: 政治資金の透明性を高めるための施策。
- 社会保障: 高齢者や子育て世代への支援を強化する政策。
- 経済政策: 経済成長を促進するための具体的な施策。
- 環境政策: 環境保護と持続可能な社会の実現に向けた取り組み。
- 地域振興: 地方経済の活性化を図るための施策。
- インフラ整備: 交通や通信インフラの整備を進める政策。
- 医療政策: 医療制度の改革や医療サービスの向上。
- 安全保障: 国防や治安維持に関する施策の強化。
当初の項目には、維新の吉村が一丁目一番地と言う「議員定数削減」は入っていない。
こんなものを交渉の最終段階で捻じ込むという行為は、交渉決裂を意味するのだが、流石の高市さん、自民党内で鋭意検討すると答えた。
連立の条件が、12の検討項目と1つの努力目標が増えただけ。
これで維新は、首班指名から逃げられない。
頭の足らない維新は、高市さんの罠にかかったと言える。
自民196+維新35=231。あと2つで過半数となる。
一回目で過半数が取れなくとも、2回目は野田と高市の総理選挙。
どちらが有利かは、誰でも分かる。