ビックリしてます。

韓国の豪華船沈没事故で、昨夜女房に、「こりゃ韓国だから、船長や船員たちが一番先に逃げてたら大変な惨事になってるぞ」と、言ってたら、今朝のネットニュースでは全くその通り。

なんと悲しい事故ですが、対応が酷過ぎますね。

しかも、この船は日本製という事で、こちらが非難を浴びそうな形勢です。 何でも日本が悪いといういつものパターンでしょうが、ブログを検索すると、ちゃんとありました。

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これが、日本での姿 ↑

しかし、その上に客席などを建て増しして豪華客船に変身 ↓

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これって、建築の立場からしても、絶対にしてはいけない事です。

建築なら、「すぐ下の構造体を補強しようと、全体の重量やたわみを支える基礎や躯体(骨組み)の補強は不可能ですから、絶対にしてはいけません」と、言いますが、全体の浮力計算を伴う船体ですから、建築どころの騒ぎではありません。

頭デッカチになっているのに、船体の浮力バランスは元のまま。 これじゃ、素人が見ても転覆しますよ。 とは言え、映像で見る限りでは、あまりにも転覆の度合いが酷い。

普通、大きな船は、船体に穴が開いただけなら、少々バランスが悪くてもそんなに簡単に転覆しない構造になってます。

海水が浸入したフロート部分を閉じて、その反対側のフロートから海水を注入すれば、造作なくバランスが取れる構造体のはずですから。

おそらく、そんな初歩的な対策もしないまま、船を捨てて逃げ出したのでしょうな。この鬼畜のような船長や乗組員は。

事故に遭われた学生さんたちや、ご家族が気の毒でしようがありません。

ビックリしてます。” への1件のコメント

  1. 色々と他にもコメントしたいことがあるのですが,取り敢えず,ここだけ.

    >建築の立場からしても、絶対にしてはいけない事です。

    船の場合は,構造強度的には余裕があるのでこの程度の改造はままあるのですが,寝るケーノさんがおっしゃるように,重心の安定性の再計算は基本中の基本です.というか,それくらい,うちの学部生でも,見積もりくらいなら簡単にできますよ(これって流体力学の宿題の定番です).流石の韓国でも,それくらいはチェックしているはず,というのが工学界の常識です.

    というのも,船の世界はある意味恐ろしいまでに民主的で,国家の枠組みより「上位」の機関によって安全認可がなされています.平たく言うと,世界の船は「ロイズ船級協会」基準で造られ,評価され,公海に航海することを許可されているのです.日本の造船の現場にも,ロイズ絡みの人(まあ,大体は日本船級協会さんでしょうけれども)がウロウロしていて,日々「客観的」に,船の出来具合をチェックしています.

    ピンと来た人は分かるでしょう.例の,世界の保険の総元締めのロイズが,世界の船の安全性認可の総元締めでもあるのです.この部分における歴史の考証もそれはそれで面白いのですが,今回の話では省略して,流石の韓国ともいえども,重心(とメタ・センタ)の再計算なしに魔改造が認可されるはずがない,というのが世界の船の常識なのです.

    が,ここからが斜め上.以前ネットのどこかで眼にしたのは,韓国国内を航行する船だけは「保険のシステムが違う」だとかなんだとか・・・.となると,単なる金銭の流れの話じゃなくなってくるのです.ロイズの認可を無視して魔改造された船が実際に運用されていて,世界にもなれなるアホな理由で転覆した,という可能性が確かに出て来ます.

    この事故に対して,保険が下りるかどうかで,全ては分かりますね.しかしまあ,こういうレベルの国が,Gナントカだとか先進国だとか,本当に恥ずかしい.

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