パンデミック

「日本は汚染国ではない」と書きましたが、刻々と変わっていく状況から判断すると、日本は近いうちに「パンデミック(世界的流行)」と戦うことになると思います。

2009年4月、日本では季節性のインフルエンザが収まろうという頃、北米やメキシコあたりで、新型インフルエンザが流行しているという報道がありました。 その後、6月には世界的な流行となってフェーズ6が宣言され、21世紀最初のインフルエンザ・パンデミックと言われたことを覚えておいでだと思います。

普通のインフルエンザなら、夏の高温多湿での流行はあり得ないと思っていましたが、感染者数は増え続けたのです。 2003年に流行したサーズを経験したシナは、それなりの危機管理体制を作ったと思います。しかしそのサーズを経験しなくてすんだ日本は、逆に感染症の危機管理が立ち遅れています。

今回でも、善意でシナへ防護服とかマスクを大量に送りましたが、この危機がいつか自分達を襲うという感覚が欠如している。 しかも、今一番問題になっているのが「保健所対応のマニュアル」です。 体温と肺炎の可能性までは良いのですが、「シナの特定の地域に居たか、その人と濃厚接触した可能性がある人」でなければ、検査対象にならないこと。 大阪府は、その3番目の接触条件を外し、「医師が必要と認めれば検査対象とする」としています。 国もようやく、3次感染の可能性が見えて、接触条件を外す検討を始めているようですが、とにかく対応が遅い。

全国に潜在する患者は、無自覚のまま満員電車で通勤しているか、高熱がでても、保健所で検査を拒否され、診療所からも帰されて、自宅で放置されているはずです。 これから1週間~2週間後には、日本中で感染者が確認される事でしょう。

こうなれば、致死率なんて判る訳が無い。死者数だけが判っても分母が判らないのでは意味がありません。今のシナの実情も、案外そういう処かもしれません。 ウイルスの抗体薬が出来るのは、最低18ヶ月かかるそうですから、このままでは、オリンピックどころではありません。

今一番、危惧しなくてはならないのは、医療体制の崩壊です。 各自治体は、広域連携の中で、市民のための最善の選択を迫られています。

パンデミック” への3件のコメント

  1. 「感染経路見えなくなってきた」
    今頃になって何という言葉。中国からの旅行者を受け入れた時点で,このことは必然でした。そして,クルーズ船の流行を見る限り,空気感染レベルの高い感染力を持っています。既に数千人の保ウィルス者が全国にいると考えるべきです。

    数日前に厚生労働省に電話したとき「ウィルスなので直接に(旅行者と)話をしなければ,そして直ぐに手を洗えば大丈夫と考えております」と仰り,新幹線で同席したのではうつらないと言ってました。この「通常のウィルスに準じる設定」にも問題があるのでしょう。

    最初なら旅行者の受け入れを拒否すれば済んだことが,今は2週間の活動停止(不可能)が必要な状況になってきています。

    NHKニュースから
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200215/k10012287281000.html?utm

    新型ウイルス 加藤厚労相 「感染経路見えなくなってきた」2020年2月15日 19時22分

    加藤厚生労働大臣は記者会見で、新型コロナウイルスの集団感染が発生したクルーズ船の乗客・乗員について、15日、新たに感染が確認された人が67人となったことを明らかにしました。今後、全員にウイルス検査を行い、陰性だった人は今月19日から改めて行う健康状態の確認で問題がない場合、下船を認める方針を発表しました。

    加藤厚生労働大臣は15日夕方に記者会見し、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客・乗員について、ウイルス検査の結果、15日、新たに感染が確認された人が67人となったことを明らかにしました。

    15日に判明した結果も含めてこれまでに延べ930人に検査を行った結果、感染が確認された人は合わせて285人に上り、このうち症状がない人が合わせて73人だったことを明らかにしました。

    加藤大臣は、70歳以上で現在行っているウイルス検査で陰性だった人は、14日間の健康観察期間が終了する今月19日から改めて行う健康状態の確認で問題がない場合、さらに検査は行わず、下船を認める方針を発表しました。

    さらに70歳未満の人についても、16日から順次ウイルス検査を行い、陰性だった人は同様の扱いにするということです。

    「感染経路見えなくなってきた」
    一方、各地で感染者が相次いでいる状況について「フェーズとしてこれまで感染経路が見えていたものが見えなくなってきたという状況がいくつも発生してきている。状況は異なってきたと認識している」と述べました。

    そのうえで、16日夕方に総理大臣官邸で『新型コロナウイルス感染症専門家会議』を開き、今後の感染拡大に備えて国民が医療機関に診察を受けるうえでの目安となる指針などについて議論する考えを示しました。

  2. 知人のお医者さんが案外に気にしていらっしゃらない(特効薬はないけどインフルエンザと同等と考えれば良いから,普通に対処しよう)のは何故だろうと思っていますが,下記のような記事を見つけました。長いですが引用して紹介します。

    でも,暖かくなるまで待てば流行しないなら,2ヶ月ほど中国からの旅行者を拒否すれば,それで何ら問題なかった,わけです。

    https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200214-00070375-gendaibiz-sctch
    コロナウイルス感染拡大は「3月までに終結」と大御所が断言する理由
    2/14(金) 15:01配信現代ビジネス 山根 一眞(ノンフィクション作家)
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    インフルエンザウイルスが横綱なら、新型コロナウイルスはせいぜい関脇だ──。
    猖獗をきわめているかに見えるウイルスだが、過剰に恐れる必要はないのか。呼吸器ウイルス感染症の大御所・根路銘(ねろめ)国昭氏にノンフィクション作家・山根一眞がインタビューする緊急企画、後編を配信する。
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     根路銘国昭さん:1939年、沖縄県生まれ、北海道大学大学院中退(獣医学博士)。スペイン風邪ウイルスのルーツを解明するなど、ウイルス研究の国際的第一人者

    コロナウイルスでインフルエンザ?
     新型コロナウイルスに関する情報があふれているが、専門家ではない人たちの憶測や誤った情報も多く混じっている。
     ワイドショーの看板である某司会者が、「コロナウイルスに感染して肺に入り、インフルエンザが発症した時に……」と口にした。ニュース番組を仕切る者ですら、インフルエンザとコロナ肺炎の違いがわからないのだから、情報が混乱しているのは当然だろう(いずれも呼吸器感染症だが、発症原因のウイルスがまったく違う)。
     そこで、インフルエンザやコロナウイルスによるSARS(重症急性呼吸器症候群)、MERS(中東呼吸器症候群)との闘いを経験してきたウイルス呼吸器感染症の大御所、根路銘国昭さんに、何が正しい情報かを聞いたインタビューの後編をお届けする。

    ハクビシンもコウモリも被害者
    山根   2020年2月3日、上海公衆衛生臨床センターや復旦大学公衆衛生学部などが科学誌「nature」に、重度の呼吸症候群を発症した武漢の食品市場就労者から得たコロナウイルスのゲノム(RNA遺伝子、2万9903ヌクレオチド)の解析結果を論文にして発表しましたね。以前に中国のコウモリで確認されたSARS様コロナウイルスと、89.1%の共通点があったという内容です。このニュースを受けて、SNSでは「コウモリを食べたから感染が広がったんだ」と書く者も出ました。
    根路銘  コウモリはコロナウイルスを媒介しているにすぎず、新型コロナウイルスの元の宿主は他の野生動物です。2003年12月、コロナウイルスによるSARSの感染拡大時、中国当局はハクビシン(ジャコウネコ科)にSARSウイルスとほぼ同じウイルスが見つかったとして、広東省の食品市場などでのハクビシンの殺傷を実行しています。
    たまたま、ヒトに感染したSARSウイルスの塩基(遺伝情報を担う化学物質)数が、ハクビシに感染したコロナウイルスと29違うだけでとても似ていたんです。しかし、ハクビシンにSARSウイルスが入ったのはごく数年前のことで、SARSはハクビシンから始まったものではなかったようです。
     これらのウイルスは、何らかの動物に長い時間潜み続け、出撃の準備(変異)を整えて、動物やヒトへの感染を開始するものなんです。科学誌「nature」には、最近まで人間に流行してきたウイルスを、たった1mmほどの小さな昆虫が多く保存していることを明らかにした論文が発表されています。
    ウイルスはこうやって生物の中に潜み、何らかの意志をもって自らの生き残り策を考えているとしか思えない。私たちは、数十億年の進化の歴史を辿ってきたウイルスのことを、まだほんの一部しか理解していないんです。

    感染者の閉じ込めはウイルス培養と同じだ
    山根   武漢では、感染を拡げないために感染者や肺炎を発症した患者を病院の隔離病棟に閉じ込める策をとってきましたが、効果は期待できますか? 
    根路銘  いや、閉鎖した空間、隔離病棟に閉じ込めたのは大きなミスです。閉鎖した空間に感染者や発症者を閉じ込めるのでは、ウイルスを培養しているのに等しい。これは、大きな間違いです。
    2月7日、武漢大学中南医院の医療チーム14人が連名で、米医学雑誌「JAMA」のオンライン版に、「40人の医療専門家と17人の入院患者は院内感染が疑われる」という正直な報告を投稿しましたね。閉鎖した病院が爆発的な感染の元になったことを物語っています。私が早くから指摘していた通りでした。

    山根   病院では、院内感染を防ぐためにどういう対処をすべきだった? 
    根路銘  病院の窓を全部開け放ち、扇風機でも使って室内の空気を外に排出し、ウイルスを追い出せばよかった。窓を開けて「鬼は外!」が最良の方策だったんです。
    空気中に長時間浮遊し「空気感染」するインフルエンザウイルスと違い、コロナウイルスは「飛沫核感染」しかしない。しかもコロナウイルスは、空気中で1~2メートルも飛べば死滅します。
    2003年、SARSが大きな流行を見せたベトナム・ハノイの病院では、病院の窓という窓を開け放ち、扇風機で室内の空気を外へ送り出し、SARSウイルスを空へ放つという思い切った方策をとりました。これによりベトナムは流行終結宣言を出せたんです。実に敬服すべき措置でした。
    香港では、高層ビル内のエレベーターが、SARS感染者のウイルスを複数の人に拡散させる「スーパー・スプレッダー」となり大流行が起こったんですが、これはベトナムでウイルスを「鬼は外!」で克服したサクセスストーリーとは対象的でした。

    SARSを克服したハノイのB病院
    根路銘  この意外だが思い切ったコロナウイルスとの戦い方は、2004年2月、重要な教訓として米国の国立生物工学情報センターに記録されました(「Lack of SARS Transmission among Public Hospital Workers, Vietnam」)。
    それには、SARSを克服できなかったA病院と克服したB病院の対応の違いとして、「A病院は空調のある狭い病室に感染者を閉じ込めていたが、B病院のSARS隔離病棟は高い天井と天井扇風機を備えた大きく広々とした部屋で、通風のために窓を大きく開いておくよう指示をしていた」と記録しているんです。
    これまでのウイルスによる呼吸器感染症では、病院が感染拡大の元となったケースが少なくないという教訓も忘れてはいけません。

    クルーズ船は窓を開け放つべきだ
    山根   感染者が確認されたクルーズ船内では、3000人以上の乗客は下船できず、しかも船室からも出ないようにと言われていると伝えられています。
    根路銘  それは間違いです。クルーズ船をウイルス培養装置にしてはいけません。感染者を閉鎖空間に閉じ込めておくのでは、武漢の病院やSARSの時のベトナムのA病院と同じにならないかと心配です。
    ウイルスの多くは、外殻(エンベロープ)に覆われたボール状で、外側にトゲ(スパイクタンパク質)をたくさん備えています。コロナウイルスでは、トゲのタンパク質が健康な細胞の表面の受容体(レセプター)にとりつき、そこから細胞内に侵入します。ひとたび侵入したあとは、増殖するためRNA(生命設計図)を駆使して細胞内の材料で自らのコピーを大量に生産、それらが細胞の外に出てさらなる増殖へと拡大を続けます。
    ところがコロナウイルスの「トゲ」は脆弱で、空気中では脱げてしまうんですよ。そのため、咳や痰で排出した飛沫に含まれるコロナウイルスは、1メートルも飛べば死滅してしまうわけです。
    私は以前、コロナウイルスのトゲの正常な整然とした姿をとらえようと、電子顕微鏡での撮影を試みたものの、とても苦労した経験があるんです。きれいに精製したコロナウイルスを電子顕微鏡で見たところ、エンベロープは大部分がまる裸になり、トゲが欠失していたからです。あのトゲは、ウイルスが備える攻撃用の武器ですが、コロナウイルスではとても壊れやすい。
    私が、ベトナムのB病院の教訓に学び、「空気中に出たウイルスは窓を開け放って外へ追い出せ」と言っているのは、そういう敵の弱点をつけということです。クルーズ船も窓をできるだけ開けることですよ。

    山根  室内で、空気中に出たウイルスを殺す方法は? 
    根路銘 コロナウイルスは壊れやすいので、1%の界面活性剤を噴霧するだけで殺せます。特別な消毒剤がなくても、水にごくごくわずかな家庭用の洗剤や石けんを溶かしたもの使うのでも効果があります。
    また手洗いでは、水だけで洗うのでは十分ではないので、石けんを使うことです。石けんはウイルスを作っている膜を溶かしますから。
    また、飛沫核感染はしますが、コロナウイルスは感染力が強いインフルエンザウイルスよりは御しやすいので、感染者、肺炎発症者に近づく時はマスクをするなどを心がければ、いずれ終息します。

     山根 感染拡大はいつまで続きますか? 
     根路銘 テレビで4月、5月にさらに感染が広がるおそれがあると発言している人がいて唖然としました。コロナウイルスは気温が上がると生きていけないんです。もともと冬の寒い季節に活発になる風邪のウイルスなので、2月末から3月に入れば自然に終息すると私は見ています。
    正しい知恵と対処法をもって向き合あえば、あと1ヵ月で終息するはずです。恐怖を煽りたてることをやめ、落ち着いて対処してほしいと願うばかりです。

    沖縄自生植物がウイルスを殺菌する
    山根   根路銘さんは、沖縄に自生する植物、センダンにインフルエンザウイルスを死滅させる効果があることを発見、以前から数多くの論文を発表。製品化も進めていると聞いていますが。
    根路銘  センダンはインドでは薬用植物「ニーム」としてよく知られている植物ですが、沖縄には多く自生しています。
    長年にわたりインフルエンザウイルスと戦ってきましたが、感染拡大のためとはいえ、感染した鳥や動物を何万と殺傷する方法はしのびない。そんなことをせずにすむ効果的なウイルス殺菌方法はないかと、故郷の沖縄に戻ってから研究所を創立、探ってきて到達したのがセンダンによる予防、殺菌方法です。1月8日に東京でセンダンをテーマにした「インフルエンザ消毒液セミナー」を開催したばかりです。
    センダンは、外殻(エンベロープ)を持つウイルスが健康な細胞に吸着する時に働くHA(ヘマルグリチニン)と、細胞内で増殖したウイルスが殻の外に出て離脱すると時に働くNA(ノイラミニダーゼ)という両方のタンパク質を切断する機能があることを解明できました。
    そのため、同じ外殻を持ち、HAやNAを持つSARSウイルスやコロナウイルスの消毒液としても利用できるのでは、と考えています。

    ウィキペディアから:
    根路銘 国昭(ねろめ くにあき、1939年7月24日 – )は、沖縄県国頭郡本部町出身の獣医ウイルス学者。獣医学博士。現在、生物資源利用研究所の代表取締役。スペインかぜのルーツを解明するなど、インフルエンザウイルス研究及びワクチン開発の第一人者である。

  3. 昨夜の情報が正しければ,正しく対処すればうつらない,はずなのですが,実際には空気感染と思われる例が生じています。
    一方で,チャーター便で帰国した日本人の場合,罹患者と共に3時間ほど密閉空間で過ごした人達が誰も感染していなかった,という事実もあります。

    潜伏期間は0~24日とされていますが,現状に於ける最長が24日なのであって,もしかしたら数ヶ月かも知れないわけです。それに症状が出てなくても「うつした実績」があります。
    まだ,
    『どのようなウイルスなのか全く見えてない』のです。

    いま,加藤厚労相の会見をテレビ中継しています。
    「感染拡大を防止するにはさまざまな国民の協力が必要である」
    「熱が出たら学校や職場に出ないように」・・・

    政府は何もしなかったですよね。お国が多くの指摘を無視して国内に引き込んでおいて,何を今更・・・
    今からでも,中国に対する入出国を禁止して,義務教育の2週間自宅待機を実施して欲しいです。実効があるかどうかわかりませんが,国民に対する「絶対に蔓延させないぞ!」という強い意思表示には,なります。

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