経済のお話

>ベネズエラのハイパーインフレ.しょうもないことを聞きますが,これって,このインフレに見合っただけの高額紙幣がちゃんと,遅れずに,印刷・発行されているのでしょうか.政府側(あるいは同等の通貨発行機関)が通貨発行を絞れば,それなりにインフレも鈍化するような気もするのですが・・・. 

このネットでは、「ベネズエラは紙幣の印刷を海外に委託しているのですけれども、先に述べた2016年の高額ポリバル紙幣の発行に際し、印刷を請け負っていたスウェーデンからの新札の発送が遅れ、新しい高額紙幣が流通予定日の12月15日までに、ベネズエラ中央銀行にさえ支給されないという事態に陥りました。その結果、住民の不満が爆発し、第2都市のマラカイボでは市民が不満から店に入って商品を略奪するという事件が発生しています。慌てたマドゥロ大統領は18日になって100ボリバルとの交換を「1月2日まで延期する」と発表してのですけれども、新札が予定通り届かないのは反政府派の仕業だと、責任転嫁しています。」と書いており、

「普通であれば、いつ再革命が起こってもおかしくないような状況なのですけれども、あまりにも国民は疲弊し過ぎて、市民革命をも起こせそうにないとなれば、ベネズエラの行く末は、外国からの介入がない限り、マドゥロ政権の双肩に委ねるしかないということです。 果たして社会主義革命がどんな末路を遂げるのか。ウォッチが必要かもしれませんね。」と、ベネズエラの現状を語っています。 

  労働でも生産でも、成果を伴う循環経済であればGDPが徐々に上がるので、過度のインフレには移行しません。しかし、循環経済が破綻して、生活必需品しか売買対象にならない中で、通貨を大量発行しても、物価は上昇の一途で、その時に通貨発行を鈍化させても、住民はパニックを起こすだけです。

 これを収めるには、生活必需品を充分市場に流通させるしかありません。「需要量=供給量」になれば、パニックは自然に収まります。

 通貨というものは面白いもので、「物量=通貨量」ではありません。

例えば、商店街内で1000円使う事を想定して下さい。

  1. お客さんが最初に、お肉屋さんで1000円の買物をしました。
  2. お肉屋さんは、その1000円で隣の八百屋さんで買物をしました。
  3. 八百屋さんは、その1000円を向かいの花屋さんで使いました。
  4. 花屋さんは、商店会費1000円を、隣の不動産屋さんに払いました。
  5. 商店街会長の不動産屋さんは、魚屋さんで1000円の刺身を買いました。
  6. 魚屋さんは、洋服屋さんで背広1000円分のローンを払いました。
  7. 洋服屋さんは、お肉屋さんで1000円分のお肉を買いました。

 この例では、お客さんが肉屋さんで払った1000円が、同じ商店街で肉屋さんに再び戻ってくるまでに、6000円の経済効果を生んでいます。

 勿論、同じ紙幣という意味ではなく、循環経済の意味で。皆さんには、大型スーパーが出来る前まで、各地の商店街が、どうして大きく発展していたのかを判って頂きたいと思ったのです。

 また、銀行振り込みは、現金の顔を見る事無く、通帳に金額だけ記載されますが、銀行は、その合計金額だけ金庫にある訳ではないのです。

 循環経済とは、紙幣の量ではなく、価値の交換で成り立つものなのです。だから、実体のないビットコイン等は怖いのです(笑)

 日本では、流通経済とは信用経済であり、紙幣とは、それに見合う価値と交換できるもの。やはり、国の経済が安定していないと、貨幣価値も安定しないですne

 

 

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