阿保らし~

>いま白洲次郎に関する本を読んでいるのですが

初代総理の伊藤博文公も、金と女にだらしのない偏屈ジジイだったと言うのは良くご存知の通りで、基本的に偉人伝っていうのは子供に読ませるものですからね。

教育的配慮で「清貧の時代に懸命な努力をして、最後には栄光をつかみ取る」というお涙頂戴のお話にしたのに、わざわざ色と欲を織り交ぜたら、偉人伝が一挙に18禁の青年誌になってしまいますよ【笑】

「英雄色を好む」って事で、明治大正頃まではお妾さんなんて当たり前だったのですが、いつの間に「政治家は聖人君子であるべき」なんて事になったんでしょうね。ホント馬鹿げた世の中です。

政治家は有言実行=政治的評価は結果のみ」です。有権者としては良い成果が付いて来れば、その経緯が少々どうだろうが構う事は無いはずなのに、政治家を選ぶ決め手が「清廉潔白」では、「見た目が良い無能力者」が選ばれる確立の方が高い。

もう日本では、「清濁併せ呑む」敏腕政治家が選ばれることは無いんでしょうね。ああ、阿保らし~