Joeさんへ

メールで、>「無知に浅知恵、はてはデマまで。日本学術会議会員任命拒否問題が露呈させた与党自民党政治家の低劣ぶり」by GEISTE に反論できますか?

野党は、「任命権は形式的なもの」といいますが、平成17年9月に、シナの科学技術協会と協力促進の覚書を交わしたことで、自民党政権の方針が変わっていったのだと思います。日本では一切の軍事研究は行わないとしながら、学術研究の軍事転用を進めるシナと学術協力をする日本学術会議の、もろダブスタを指摘しない方がおかしいのです。

任命が形式的なモノなら、「時の政府でも、使途の口出しができない10億円以上の税金」が存在して良いのかという事です。それは国民にとって大きな問題ではありませんか?

朝日は、「臨床法学教育学会理事会は、今回の任命拒否について、日本学術会議法第7条2項に違反する行為だ」と。この条文は、「会員は第17条の規定(日本学術会議が、優れた研究または業績がある科学者から会員候補を選考し、首相に推薦する)による推薦に基づいて、内閣総理大臣が任命する」というものです。

日本学術会議法第一条2項には、「日本学術会議は、内閣総理大臣の所轄とする」とあり、これで会員は「特別公務員」となります。所轄とは、「ある範囲を担当、管理または支配する事」ですから、6年任期の特別公務員職にさせるか否かは、この日本学術会議の管理責任を有する内閣総理大臣の判断次第という事です。異論をはさむ余地は1㎜もありません。

公務員試験に落ちたからといって、「落とした理由を言え!」なんて叫ぶ馬鹿が居ますか? あぁ、居たのか。バカばかりなんだな夜盗は【笑】

憲法第15条1項、「公務員を選定し、及びこれを罷免する事は、国民固有の権利である」。自民党が先の選挙でも大勝し、その政権のトップである総理大臣は、国民の負託を得て仕事をしています。その負託を受けた総理が、彼ら6人を選定しなかった事は、大多数の国民の意思であると言えます。

野党やマスゴミの阿保どもは、その6人を雇いたかったら、まず選挙に勝って政権を取れよ。それが最優先課題だと思うけどね。まあ、今のままじゃ100年経っても無理だろうけど。 Joeさん、これがご返答です。

GEISTE 「ハーバービジネス・オンライン」とかいう上から目線の論説文ですが、書き手の氏名も何もないものです。他のモノも少し読みましたが、かなり偏ったイデオロギーの集団のようですね。シナの「千人計画」を擁護するようでは話になりません。私は、自国の安全保障を語れない相手と議論するほど暇ではありませんから。

Joeさんへ” への3件のコメント

  1. この問題、おせっかいにも口を挟んじゃおうかと思います。
    Joeさん初めまして、「こな」ともうします。よろしくお願いします。

    Joeさんが紹介された、ハーバー(ド、じゃないんですね)ビジネスオンラインの記事を拝読しました。私は法律のことは全くの素人ですが、一読して、随分と粗雑な議論だと感じました。

    一口でまとめると「雉も鳴かずば撃たれまい」ですね。

    少しばかり記事を紹介します。まず冒頭で、菅政権の判断が、

    >根拠法たる日本学術会議法ならびに当該法に関する過去の政府の国会答弁と法解釈に反したものである可能性・・・

    と始まりますが、あれあれ最初から足腰が揺らいでいますよ。政権の判断は、1983年かなんかの「会議側からの推薦通り任命する」国会答弁(法解釈)の方針を変更したものにすぎません。つまり、そもそもからして法律を破っていないわけです。だから著者も上記の文章の最後に「可能性・・・」と言葉を濁したわけですね。

    しかし次の段落で、しれっと、

    >日本学術会議の人事に介入したいのであれば、事前にそれを可能とする法改正を行っておけば(少なくとも手続き上は)問題なかった

    と来ます。ああ、これは印象操作ですね。もし法改正が必要であると主張するのなら、著者は「違法性の可能性」ではなく「違法である」との根拠を示す必要があります。でも、そこはごまかしたまま。さらに問題なのは、この著者は「どのように法改正するべきか」を示していません。

    そりゃそうです。野党の人たちが騒ぐシステムに法改正するということは「総理大臣よりも学術会議のほうが上位に立って人事権を掌握する」システムを構築することですから。でも、これこそ学術会議独裁法じゃないですか。こんなの秒でわかる。

    そして、ここからがもっとおかしい。雉では続けて、日本学術会議が、いかに権力もなく、大した意味もなく、玉虫色の提案しかできない脆弱な組織化がつらつらと列挙されているのです。いくつか挙げると、

    >日本学術会議はあくまで <中略> 特段の権限を持たない組織に過ぎず、当然ながら留学生の受け入れに直接関与することはありません。

    >この千人計画が軍事研究と関連していたとして、それがただの会議体でしかない日本学術会議といったい何の関係があるというのでしょう。

    >ネット上では日本学術会議といえば軍事研究禁止をうたう団体といった評価が先行しているようですが、当該声明自体はかなり玉虫色のもの・・・

    「特段の権限もなく」「玉虫色の声明」しか出せない単なる「会議体」なのだったら、日本学術会議なんて大した存在価値もないじゃないですか!

    結局、「あがり」になった老人教授向けの年金排出機関ということに成り下がります。いや、私がそう言いたいのじゃなくって、この著者の議論を読むとそうなっちゃうわけです。
    日本学術会議の肩を持ちたいのだったら、それこそもっとがっつりと、政府の横暴・独裁を止めるべくしっかりとした声明を出した事例こそ、列挙できませんかねぇ。
    この記事を読めば読むほど、「こんな中途半端な機関に税金10憶突っ込むことないやん」ってむしろ思っちゃいますよ! 

    あーあ、今まで通りただの「会議体」として「玉虫色の提言」だけを大人しく繰り返していたら、税金のおこぼれがらえたのにねぇ。

    だから言わんこっちゃない。雉も鳴かずば撃たれまい・・・。

  2. 念のために付け加えておきますが、

    私は、日本学術会議と軍事研究云々の議論には、そもそも触れていません。国家安全保障に関しても嘴は突っ込んでいません。

    Joeさんの紹介した記事に関しては、ありていに言ってそれ以前のレベルだと思うからです。記事の中では何人かの与党議員名を挙げて人格攻撃していますが、せいぜい「お前の母ちゃんデ・ベ・ソ」程度の悪口にしか聞こえません。一例を挙げると、

    >長島昭久議員は更に次のようなツイートを <中略> 結局、官邸としては、過去の慣例を踏襲せず、政府の一機関に属する公務員として相応しいか否かで任命の判断をした迄で、政府に認められないと学問の自由が侵害されるとの批判は、自由とは真逆の発想ではないか。

    とありますが、これに対して、

    >長島議員は日本国憲法第23条「学問の自由は、これを保障する。」の「保障」は、政府ではなく国民が自助でやるべきことと認識されているようです。言うまでもないことですが <中略> 学問の自由を保障する義務を負うのは国民ではなく日本政府です。こんな中等教育レベルのことも理解していない人間が与党議員として議員歳費を貰い続けていることと、人類の歴史に偉大な足跡を残した150名の日本の科学者に終身年金を支給すること・・・

    あーあ、全く議論がかみ合っていませんね。長嶋議員の言う「政府に認められないと学問の自由が侵害されるとの批判」とは、「政府から日本学術会議の会員として認められないと・・・」の意味なのに、勝手に「政府が学問の自由をはく奪しても、学者は学問の自由を追求するべきだ」と、長嶋議員が発言したかのように、曲解しています。

    しかも面白いことに、私に言わせれば、「政府が学問の自由をはく奪しても、学者は学問の自由を追求するべきだ」は、この著者が曲解したかどうかに関わらず、100%正しいのです。だって、それが、学者魂というものでしょう!

    あえて議論をするのなら、「日本学術会議への推薦否認」が、当該の学者への弾圧に当たるかどうか、が唯一のポイントです。でも、私の考えでは、こんな程度でいちいち「弾圧された」なんて騒ぐ学者は、背骨のないほにゃほにゃの弱虫学者にしか思えません。

    この程度のことで政府批判してる暇があったら、本業のほうでもっと「がっつり・しっかり」とした提言の一つでもせーや、と言いたくなりますね。

  3. さらに調子に乗って続けます。

    ここからは少しマニアックな話になりますが、日本の大学で働く学者さんたち、おそらく皆さんのイメージよりも大量に、

    政府の各種委員会に呼ばれて、政策提言のお手伝いをしていますよ。

    議員さんが法案をあまり書かないとされている日本の国政では、官僚ばかりが勝手に「法案書いている」イメージがありますが、かなりの分野で、そのバックにその分野の有識者、すなわち学者が控えています。

    学者が「立法」という立ち位置で政治にかかわる・・・、もちろん私はそれはいいことだと思っています。決して間違いじゃないですし、もっと直言するならば、本当に山のようにある国家運営の諸要素に対して政策立案するためには、それについて調べている専門家のヘルプが不可欠でしょう。

    ただし、うがったことを言うなら、隠された権力に中止するというのなら、あれこれ目立って活動している議員の横暴を指摘するよりも、

    「官僚と学者の癒着」

    に着目するべきです。そのほうが、何百倍も危ない。

    典型例は、いわゆる文科省で言うところの前川問題です。が、この時も不思議なことに、マスコミはむしろあれやこれやと前川を擁護する動きさえ見せましたよね。その怪しげな蠢きにこそ、日本の政治の闇を感じます。

    今回の問題に関しても、そういうレベルでの指摘があれば、なんて言いますか、もう少しご主張にリアリティが出ると思うのですが。

    とにかく、日本学術会議は品行方正、特段アクのある主張もしないいい子ちゃんである・・・、が前提なのだとしたら、それに対して政府の横暴もくそもないわけです。単なる、名誉老人クラブが、生涯年期むさぼっているさまがばれちゃった、オチで終わりです。

    Joeさん、ま、そういう感想を抱きました。