ブラックアウト

北海道で起きた電気のブラックアウトについて

「震源地に近い苫東厚真火力発電所が緊急停止したため、ブラックアウト(北海道全域の電気が遮断)した」って、どういう事? 一応、物理専攻であった私ですが、人に説明する事はとても難しい。

そこで、何時ものように他力本願で、ネットに助けを求めると良い図がありました。

これでも理解できない人が、半数はおられるでしょうが、そこは申し訳ありません。 私の説明能力の無さですから、あきらめて下さい。

この図は、蛇口からの水が「供給側の発電量」で、水槽右下から排水しているのが「需要側の電気の消費量」。供給側と需要側のバランスが取れていると、水槽の水の量(50㎐の周波数)が一定となります。

この周波数が変動すると、例えば電動機などの回転数が変わる為、機械などが壊れる原因となったり、工場では機械の不安定動作による品質の低下が起こるのです。

以下のニュースでは、

北海道内の全域が停電となったブラックアウトについて、北海道電力は7日、主力の苫東厚真(とまとうあつま)火力発電所の停止が急だったため、対応が間に合わなかったことが原因だと説明した。ただ、ブラックアウトに至った経緯の詳細は、なお分かっていない。専門家は、今回のブラックアウトを避ける手段として、特定地域の電力供給を絞って強制的に停電させる方法があったと指摘する。

東日本大震災で福島第一原発などが停止した際、東京電力は一部地域を停電にし、域内全域の発電所が停止するブラックアウトを防いだ。

 電力会社は、発電する量と消費する量がおおむね一致するように調整している。需給バランスが崩れると、発電所の発電機が破損する恐れがある。東京電力は発電量の減少分に見合うように、強制的に停電させて電力需要を落としバランスを保った。【終わり】

自然エネルギーの発電量が急激に減った場合

この記事に書いているように、供給側の蛇口の水が、急に止まったので、水槽の水(周波数)は急激に減少します。すると、周波数が違うので発電所の発電機自体が壊れてしまう。だから、急いで強制的に停電させたという事です。

自然エネルギーの発電量が急激に増えた場合

この事から言えるのは、不安定要素の高い自然エネルギー(太陽光・水力・風力)頼りのエネルギー政策では、自然エネルギーの比率を、余りに高くしすぎると、自然災害などで簡単にブラックアウトする事態になるという事です。

 

安定的な電力の供給の為には、高出力の原子力発電は欠かせません。

少量で、流入量を調整・予測できない自然エネルギーは、電力会社のお荷物である

必ず一定レベルの電力を供給を保障できるものが、全電力の40~50%程度あれば、老朽化した火力発電で、輸入された高価な化石燃料を大量に消費する事も無く、CO2削減で地球温暖化にも貢献できます。不安定な自然エネルギーは、調整可能な10%以下にしなければ需要と供給の管理が大変なのです。

もう一つ問題なのは、今のメガソーラです。

余り話題になっていませんが、今回、九州電力では、太陽光からの買取りを突然中断しました。 何故でしょう?

各地域で差はありますが、国の決めた不安定な太陽光の高価な電力買取りに、最も抵抗を感じているのは各電力会社です。そして、その買取りでの実質的な損失額は、当然、一般の消費者に向けられ、電気代の値上げとなっています。太陽光発電は、自らが設置できないアパートの住民や、不動産を持たない生活保護の方々の負担を重くしていると言えます。

左翼の阿保達も、「自然エネルギー太陽光!原発反対」と浮かれていましたが、台風被害・地震被害で、太陽光パネルの危機的状況をようやく認識し始めました。

各電力会社も、早め早めに批判の矛先から逃れようとしている訳です。企業側からすれば、当然の事でしょうが。

これからの太陽光発電は、設置基準や責任の所在も不明確であり、ドイツの例を見ても、順風満帆とは行きそうもありません。そろそろ、パネル撤収の号令が水面下でかかるかもしれませんよ。 どこから? さあ~ね ^^;;

皆さん、判ってもらえましたか?

 

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